尾張津島秋まつり DRIVER'S REPORT
愛知県津島市におじゃまして、尾張津島秋まつりについてお届けしました!
尾張津島秋まつりは、津島神社が大正14年に国幣小社に昇格したのを奉祝するため、昭和2年10月1日に始まり、今年で97年目です。
現在は10月の最初の日曜日を本祭、その前日を場慣らしと呼んでいて、今年は9月30日(土)が場慣らし、10月1日(日)が本祭です。
9月30日の場慣らしには、こども獅子の奉納や、山車や石採祭車の練り歩きがあります。10月1日の本祭では、石採祭車の3輌が東の楼門前でに競演奉納を行います。午後3時頃からは、津島旧市内の山車11輌が順次宮入し、からくり人形の奉納を行います。その後、提灯を点灯して、一斉総車切が行われます。車切というのは、山車が角を曲がるときの方向転換のこと。11輌を一斉に見られるのは圧巻です!
津島は歴史のある街なので、道路の幅に合わせて山車も少し小さめになっているそうです。加えて車軸が少し中央よりに配置されており、梶棒の前を担ぎあげ、後を押さえつけるとちょうどバランスがとれるようにできています。このため、後輪の左を軸に時計回りに何回も回転できるそうです。ちなみに、車切が行われる「辻」(角)には人が集まる他、汚れたものや悪いものが漂っているといわれ、それらを「車切」することにより吹き飛ばして辻を清めるという伝えもあるそうですよ。
今日、わたしも実際に山車を見せていただいたんですが、とてもきらびやかで見事なものでした。これを11輌を一斉に見られるのは迫力を楽しんでいただけること間違いなしです!見どころ満載の尾張津島秋まつり、ぜひ皆さんも足を運んでくださいね!
ご出演いただきました杉本さん、ありがとうございました。
石川由香里
※放送後1週間お聴きいただけます。
◆尾張津島秋まつり
◇津島駅から津島神社周辺
◇9月30日(場慣らし)、10月1日(本祭)
◇TEL 0567-28-8051(津島市観光協会)