株式会社紅久
愛知県豊橋市にある株式会社紅久におじゃましました。
株式会社紅久は、もともと、紅花から頬紅や口紅などの化粧品を作る紅花商「紅屋久兵衛」として江戸時代に創業し、吉田藩主御用達の商人としてお城にも出入りをしていました。1902年に事業転換を行い「紅久」として現在の金属リサイクル業を開始しました。紅花商で180年、金属リサイクル業で120年、合わせて300年の歴史があります。
金属リサイクル業としては、東三河4ヶ所の工場と、子会社である浜松の中村金属興業を中心に、あらゆる発生元から回収した鉄、非鉄金属スクラップから、高品位のリサイクル資源を創り出し、製鉄会社や非鉄精錬メーカーへ納入しています。また、東三河で、唯一国指定の小型家電リサイクル法の認定事業者でもあります。その他、建物解体、設備撤去、産業廃棄物の収集運搬、中間処理まで、金属リサイクルの周辺事業に関わることを幅広く手がけています。
紅久では、一般の方からの小型家電の持ち込みも受け入れています。少し前に我が家ではノートパソコンが壊れてしまったので、今日はそれを引き取ってもらいました。受付をしたら置き場にポンと置くだけ。パソコンは個人情報か入っているので心配という方もいらっしゃるかもしれませんが、置き場所にはカギがかかっていますし、適切に処理してもらえるのでとで安心です。素材ごとに分けられて100%リサイクルされますし、予約もいりませんので、皆さんもぜひご利用くださいね!
そんな紅久はSDGsの認定を受けています。豊橋市からは、SDGsパートナー、愛知県からはSDGs登録企業として認定されています。例えば、鉄スクラップのリサイクルは、今まで捨てるだけだった廃棄物が貴重な資源として生まれ変わることに加え、天然資源である鉄鉱石から鉄を作るよりも、CO2の排出量をおよそ5分の1に削減することができます。
そんな紅久はSDGsの認定を受けています。豊橋市からは、SDGsパートナー、愛知県からはSDGs登録企業として認定されています。例えば、鉄スクラップのリサイクルは、今まで捨てるだけだった廃棄物が貴重な資源として生まれ変わることに加え、天然資源である鉄鉱石から鉄を作るよりも、CO2の排出量をおよそ5分の1に削減することができます。
最近では、トラック運転手やクレーンオペレーターとして女性の方が活躍されているそうです。女性が働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んでいます。
他にも朝倉川育水フォーラムや530運動環境協議会の法人会員として、環境保護ボランティア活動に積極的に参加。また、小中学生に資源やリサイクルの大切さを知ってもらう学習の場を設け、環境教育の支援をしています。地域と一緒になって、環境への取り組みをされているんですね!
ご出演いただきました中村さん、ありがとうございました。
石川由香里
※放送後1週間お聴きいただけます。
◆株式会社紅久
◇愛知県豊橋市神野新田町チノ割12
◇TEL 0532-32-8888