石取祭/桑名石取祭保存会
今日は三重県桑名市にある、春日神社にお邪魔しました。
毎年8月にこちらで歴史ある「石取祭」が行われます。
石取祭は平成19年に国指定重要無形民俗文化財に、平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
町屋川で採取した石を氏神様に奉納することを目的とした石取とよばれる行事が祭礼化したものです。
今年は8月5日、6日の二日間に渡って行われます。
まず、午前0時を目安に春日神社宮司の打つ神楽太鼓を合図に一斉に太鼓が打ちならされ「叩き出し」が始まります。
この瞬間が轟音のため、「日本一やかましい祭」と言われます。
そして試楽日の石取祭が行われます。
8月6日の本楽日には八間通を中心に40台の祭車が整列します。
太鼓や鉦の音、豪華絢爛な祭車など魅力あふれる祭をご覧ください!
そして18:30から春日神社楼門前には、祭のクライマックスである渡祭が本年の花車福江町から始まり、末車の上本町まで40町の若衆が力一杯鉦や太鼓を打ち鳴らし、神様に届くように神楽を演奏されます。
皆さんぜひ豪華絢爛な神楽や祭車をご覧くださいね。
お話いただいた春日神社の不破宮司、桑名石取祭保存会の伊藤会長、ありがとうございました。
薬真寺伽帆
※放送後1週間お聴きいただけます。
◆石取祭
◇春日神社 三重県桑名市本町46番地