2016年も「がんばれエコリーマン!」ならびに下川みくにをよろしくお願いします!
さて、2016年最初の放送は名古屋市にある「中電ウイング」に取材に行って来た模様をお届けしました。この中電ウイングは、中部電力100%出資による特例子会社で、94名の従業員のうち、62名が障がいのある方です。中電ウイングでは、障がいのある方の事を、前向きに挑戦する人という意味から”チャレンジド”と呼んでいて、その名の通り前向きに元気よく働いてらっしゃいます。
そんな中電ウイングには、印刷課、商事課、園芸課、業務課の4つの課の他、中部電力のビルにおいて社内メールや郵便物の集配、コピー業務などを行うビジネスアシストセンターがあります。今回は4つの課を取材させていただきました。
まず、印刷課。

こちらの印刷課では、パンフレット・ポスター・チラシなどの商業用カラー印刷や製本、名刺・封筒・社内テキストなどの軽印刷、多種多様なデザインを行っています。また、インタビューに答えていただいた印刷課の都築さんはオリジナルカレンダーも制作しています。足で書を書き、その書をデザインしたカレンダーはクオリティが高いです!

変わって商事課。

こちらの商事課では、様々なイベントに利用できるノベルティグッズや、防災用品、カタログギフトなど、お客様のニーズに応じて様々な商品をご提供。商品の包装・梱包もチャレンジドの皆さんが心を込めて作業を行っています。「がんばれエコリーマン!」のグッズもいつもお願いしています。
そして、園芸課。

園芸課では、中部電力の事業所にある花壇のメンテナンスが主な業務です。花壇で使う花苗は温室で種から生産しています。また、中電ウイングオリジナルの植木鉢”木玉”も製作・販売しています。この”木玉”はダムに溜まった流木をチップにし、火力発電所から出た石炭灰、エコセメント、雨水を混ぜ合わせて作られたエコ商品です。とっても可愛いんですよ!

そして最後は業務課。

従業員がイキイキと働くためのベースとなる安全施策の展開や社員の健康管理、給与業務や経理業務、見学者の受付や準備などを行う、中電ウイングの縁の下の力持ち的存在です。
どの課の従業員の方も、一生懸命だけど楽しみながら業務に当たってらっしゃいました。また、社内ですれ違った時など、皆さんが挨拶をしっかりとしてくれたのも印象的でした。従業員の皆さんが仕事に誇りを持って業務に当たり会社を盛り立てている・・・そんな感想を持ちました。その感想通り、中電ウイングには「心合わせ・力合わせ」という合言葉があり、忙しい時やイベントなどでは、課を超えて助け合うチームワークが会社の自慢だそうです。これからも良い職場環境の中、良い仕事をしていただきたいと思います!
中電ウイングの皆さん、ありがとうございました!!!
こんにちは!
今回のコラムの主役は、堂上直倫選手です。
直倫選手の"打撃"に対する熱い想い、
ぜひご覧下さい。→コチラ
8月8日から、家族4人で広島、出雲大社をめぐる2泊3日のドライブ旅に出ました。
9日には平和記念公園を訪れました。子供達それぞれに少しは何かを感じたようです。これから価値観をつくるのに意義のある見聞になれば、連れてきた甲斐があります。
私が学生の頃もそうでしたが、近現代史の授業が駆け足で済まされているのも、広島を訪ねた理由です。基本的な知識を欠いたまま、偏ったネット言説や本に煽られてしまう風潮に恐ろしさを感じています。書物からの知識も大切ですが、出来事があった地で感じることは大切だと思います。
87年に大学の政治学ゼミで、韓国研修に行きました。韓流ブームどころか、知っている歌手といえばチョウ・ヨンピルぐらいの時代。あちらの学生達と飲み語り合い、もっとわだかまりなく付き合えるといいねという思いを共有できました。その一方で、親族を日本軍に殺された学生や、街角でおじいさんに日本語で罵倒されたりもしました。また板門店で北朝鮮兵を真近にして分断の現実を感じ、民主化を求める学生デモに巻き込まれ催涙ガスを浴びて、居合わせた韓国人学生に助けられたこともありました。まさに学校でスルーされがちな歴史を体感したのです。私の価値観を支えている体験です。
戦争を煽るような無責任な週刊誌の見出しが目に付くなか、冷静にしっかりと過去を知ろうとする。今だからこそ大切なことだと思うのです。
もちろん、シリアスな事を考えてばかりの家族旅行ではありませんよ。美味しいものを食べて、のんびりする。縁結びの神様である出雲大社で、娘の嫁入りを想像して、複雑な切ない気持ちになったりもしました。
しかしやはりロングドライブはしんどかったなぁ。