
半年間、チアスポお付き合いいただきありがとうございました。またプロ野球が開幕しました。ガッツナイターで今年の新生ドラゴンズをお楽しみください。
さて、チアスポ最終回は元ドラゴンズ、野口茂樹さんが来てくれました。昔話に花が咲く中楽しい時間でした。今、野口さんはルーキーズ(http://www.rookies.or.jp/)でコーチをしてらっしゃいます。いろんな事情で学校を辞めてしまった。でも野球はやりたい!って選手達を日々教えています。野口さんがコーチってちょっと想像つきませんよ・・・って話をしながら。でもそんな子達を教えるのは楽しい!と語っていた野口さんです。今年はガッツナイター、ドラゴンズスペシャルにゲスト解説としてきてくれます。いつの日かドラゴンズのユニフォームを再び着ることがあるんでしょうか?・・解説野口さんにこうご期待!下岡さん元気でねぇ
2月1日、キャンプイン。
髙木監督も「3連覇目指して」と力強く初日の挨拶をされました。
みんなケガなく無事にキャンプが終わることを祈りつつ、優勝旅行記のつづき。
今回の優勝旅行は、私個人にとっては11年ぶり3度目のハワイ。
私がハワイへ行くことを聞いた複数のハワイ通の知人から「是非行ってきて」と勧められたのがここ。
宿泊していたヒルトンハワイアンビレッジからは陸軍博物館を挟んで東に位置する「ハレクラニホテル」です。
「とにかく朝食がすごくいい!」とみなさん口を揃えておっしゃいます。
聞けば朝食ながら値段が27~30$もするとのこと。
「ディナーならともかく、朝食にその金額は…。」と私は腰が引けましたが
「せっかく行くんだから、今まで行ったことがないなら尚更行って来い!」と力説されました。
ということで「これも経験か」と、ハレクラニホテルに向かいました。
芸能情報には滅法疎い私は知りませんでしたが、芸能人がよく利用する高級ホテルとして有名らしいですね。
まず受付で名前まで聞かれ、一人でしたがラッキーなことにワイキキビーチを一望するテラス席へ案内されました。
海外のホテルで朝食といえばビュッフェが主流ですが、ここはすべて「朝食のコース料理」。
私は27$の「アメリカンブレックファースト」を注文。
ハワイらしく100%ジュースとデザートは、パインナップル、マンゴーなど南国の果物からのセレクト。
卵の調理法、ベーコンの焼き具合まで細かくオーダーを聞かれます。
テーブル担当のウェーターさんがパンのおかわりやらコーヒーのおかわりやら、きめ細かくサービスしてくれました。
気分はすっかりお大尽。
確かにここまで至れり尽くせりの朝食は生まれて初めて!
味はもちろん、これだけのサービスがついてくるならこの値段も納得でした。
一日のスタートとなる朝食で本当にいい気分にさせてもらい、その日一日幸せな気分が続きました。
つづく
「亀渕ですぅ。いろいろすみません」
小学5年に始まった深夜ラジオ習慣は中学に入りさらにエスカレート。
「鶴光のオールナイトニッポン」を土曜日に聴くようになったのはこの頃であった。
「つるこーでおま」「わんばんこ」「乳頭の色は?」「えーかー、えーのんかー」などの名言。
お○こ、お○○こと聴こえる洋楽を集めたコーナー「この歌はこんな風に聴こえる」は毎週録音した。
耳で筆おろしされるという感覚は今の中坊には分かるまい。
分からなくていいのだ。今は他にもいい方法がある。ラジオ人としては悔しいけれど。
さて、エロばかりが語られる同番組だが、
全編にわたって大人が全力でバカをやることこそ真骨頂であった。
それは深夜ラジオ全般に言えることであったが。
弟子の笑福亭学光が街頭で強面のオッサンに不条理なインタビューをしたり、
旬を過ぎたアイドル3人に「トリオ・ザ・ゴミ」と名づけて扱き使ったり、
過去の番組で発せられた名言をジングルにして会話の合間に挟んだり。
「おねえちゃんのうそつき!」「何を言うとんねんおまえ!」「田舎もん!」
その中の一つが冒頭の「亀渕ですぅ。いろいろすみません」であった。
聴きはじめはどんな脈絡で流れているのか分からないし、そもそも亀渕って誰?
編成部長らしいことは分かったが、中学生に放送局の編成などちんぷんかんぷん。
初期のオールナイトニッポンのDJだったなんて生まれる前の話だ。
それでも聴いているうちにラジオの歴史や仕組みを知り、やがて自分も身を投じる。
2004年のフジテレビ株式をめぐるライブドア問題。
ニッポン放送の社長として連日登場したのが、他ならぬ亀渕昭信氏だった。
「『いろいろすみません』の人が社長に!」それが第一印象。
アナウンサーやディレクターが放送局の社長になる例は、実はそれほど多くない。
その後退社した亀渕氏はNHKラジオで番組を始める。
去年から放送されている「にっぽん全国ラジオめぐり」は、
全国の民放ラジオ局の名物番組を紹介する異色のプログラムだ。
「NHKにそれをやられてはたまらない」そういう番組をNHKはよくやる。
「民放は何をやっているのか」そういう思いもこみ上げる。
しかも最初に聴いたのがCBC「つボイノリオの聞けば聞くほど」。
鶴光テイストを公共放送でなんてやりすぎだ(ほめことば)
名古屋の番組が取り上げられるなんて光栄だ(やせがまん)
取り上げられるような番組を作らねば(むねのうち)
そして亀渕さんは東海ラジオにやってきた。
「聞いてみやーち」の取材と出演のために。
のりかえ≫そのときの様子
千載一遇のチャンスとばかりスタジオへ。
ついに話す機会を得た。

左から源石、入江さん、亀渕さん
亀渕さんとディレクターの入江たのしさん。
入江さんは「中島みゆきのオールナイトニッポン」や
「デーモン小暮のオールナイトニッポン」でディレクターを務め、
「サタデー・ウェイティング・バー"AVANTI"」を20年、
「にっぽん全国ラジオめぐり」では亀渕さんとタッグを組んでいる。
ラジオで聴いたあの人にラジオの現場で会えるのは、ラジオ人として冥利に尽きる。
亀渕さんと話しての印象。若い!
見た目、感覚、語りのテンポすべてにおいて。
そしてラジオ観。
「朝の番組やってるの?大変だけどチャンスだからね」
「同年代に聴いてもらおう」
「若い人を巻き込もう」
「書くことと写真を撮ることを覚えなさい。どこでもやっていける」
ラジオの今を楽しみながら、ラジオの将来には漠然とした不安を抱いていた。
活性化や世代交代が進まぬ現状にどこかイライラもしていた。
だから会って話したいと思った。
ところがどうだ。70歳の大先輩に若さが及ばない。原因は我にあり、だ。
もちろん話して不安やイライラが払拭できたわけではない。
ただこの刺激が更なる研鑽を促したのは確かだ。
早速メールで礼を述べた。
返事はすぐに来た。
「健康第一で、楽しい放送、送り出してください。
あなたが楽しいと思うこと、目指してくださいね。
先程は、先輩面して偉そうなことを言って失礼したこと、お許しください」
いえこちらこそ。
「亀渕さん。いろいろすみません」