かずやと俺は近くのベンチに座った。
「ゆずなのことですが…」とかずやが話を切り出す。俺は不安ながらも冷静を保つように話を聴く。
「ストレートにいいます。僕はゆずなのことが好きです。昔からの想いを簡単に諦める訳にはいきません。あなたがゆずなに想う気持ちがあっても僕はセコいマネをせず、自分の気持ちを出していくつもりです」
来た。こうなる感はあった。
けど、「わかった。俺も君より短い期間だけどゆずなと接してきている。俺も想う気持ちはある。だから俺も正々堂々と勝負するよ」と負けなくない気持ちからか自分の想いをぶつけた。
お互い想いを打ち明けたためか、少し表情が和らいた。
すると、「あれ?ふたりで何してるの??」とゆずなの声が。「やっと退院できたのに、二人ともライン返してこないんだから。」俺とかずやはぽかんとゆずなを見るだけだった。
「まぁせっかくだから皆でご飯でも行きますか!」とゆずながくるりと廻って歩きだした。二人を背にしたゆずなの目には涙が溜まっていた…
ラジオネーム ごっどてーる さんの作品
次回の2ワードは「デート」「イルミネーション」です。第7話お待ちしています。
誰と、誰のデートなの??????
是非、300字くらいでお願いします。
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