「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2013年3月「崖っぷちの戦い~Jリーグ残留を決めたFC岐阜の一年」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。
3月の番組審議会がこのほど開かれ、平成25年日本民間放送連盟賞番組部門報道番組参加作品「崖っぷちの戦い~Jリーグ残留を決めたFC岐阜の一年」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。大西信之、熊倉浩高、中西英夫、宮﨑眞知、村瀬大一郎、山﨑隆治、以上の皆さんです。東海ラジオ放送側からは、志村富士夫代表取締役社長、加藤康雄取締役業務局長、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局次長、そして番組プロデューサーの岸田実也が出席しました。
「崖っぷちの戦い~Jリーグ残留を決めたFC岐阜の一年」は、日本民間放送連盟賞番組部門報道番組参加作品で、昨年12月29日(土)14時00分~14時45分に放送されました。FC岐阜は2011年度経営情報によりますと、全38クラブ中最悪となる債務超過で、1億数千万円の資金不足にも陥っていました。その結果、Jリーグからは、財務状況が基準に満たない場合、来シーズンからのJリーグ参加は困難であると指摘され、クラブ存亡がかかる状況になってしまいました。そこで、岐阜県の地元財界が立ち上がり、支援を取り付け、クラブ存続の道筋ができましたが、チームの成績は、JFL降格争いの真っただ中…。財政面の次は、試合での結果を求められる状況となりました。キャプテン服部年宏を中心したFC岐阜の選手たちと経営側の崖っぷちの戦いを追いました。
各委員の意見です。
「サッカーという切り口で経営の難しさを捉えた番組だ」
「ドキュメンタリー番組の割には生々しさが伝わらず、平坦な印象を受けた」
「サポーターや地域住民などの声も入れると番組に深みが出てくると思う」
「生の声でのエピソードなど上手く描き出している」
「多面に亘り1年間の軌跡をポイントを絞って良く取材しているが、もう少し深堀してもいいのではないか」
といった意見が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、2月は166件だったことを報告しました。
以上が3月の番組審議会の概要です。 事務局 佐枝