「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年2月「一刀両談」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年2月25日(日) 午前6時15分放送
2月の番組審議会がこの程開かれ、毎週土曜日の朝に放送中の 「一刀両談」を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、一色秀雄、岩崎建弥、土屋嶢、久本省二、村瀬忠雄、以上の皆さん、松田好旦委員は文書でご意見を頂きました。また、東海ラジオ側からは、杉山達也・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、林 洋三・編成部長、犬飼俊久・報道部長、川島一晄・ディレクターが出席しました。
「一刀両談」は、毎週土曜日の午前6時45分から7時まで放送している15分間の報道番組で、中日新聞論説顧問の田村新次さんをコメンテーターにインタビュアーは川島三栄子さんでお送りしています。その1週間に起きた政治・経済・社会などの問題を取り上げ、田村さ んご自身の経験豊富な記者歴に裏打ちされた見識で、いろいろな角度から鋭く切っていきます。しかし、切りっ放し、言いっ放しではなく、かと言って単なる解説にとどまらず、人々の日常生活を豊かにするための指針を示すのが狙いです。今回は、平成12年12月23日に放送した「経済審議会終了で半世紀の総括」と「文部省少人数授業への教育改革」。平成13年1月13日放送の「年明けの経済の動きから」と「新省庁体制スタート」。以上2週分の放送を審議しました。
意見の概要は次の通りです。
「1週間の出来事をやわらかく、穏やかに論評、解説する番組で、一刀で両断するというタイトルにしては少し物足りない内容である。しかし、分かり易くするために出来る限り難しい言葉を使わないようにしているのは好感が持てるし、放送時間が土曜日の早朝であることを考えると、過激に両断された論評より丁寧な解説の方が聞き易いかもしれない。」などの意見がでました。
一方、東海ラジオ側からは、論評に鋭さが欠けるとの指摘に対して、現在15分の放送時間で2つの話題を取り上げているが、時として1つの話題に絞ってより深く掘り下げる方法を取り、対処したいと答えました。また、聴取者から寄せられたお問い合わせや苦情などが十二月には・208件、一月には151件あったことを報告しました。
以上が2月の番組審議会の概要です。