「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2002年3月「ガッツナイト」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2002年3月31日(日) 午前6時15分放送
3月の番組審議会がこのほど開かれ、月曜日から木曜日までは、午後5時40分から8時まで、 金曜日は午後5時40分から7時までで放送された「ガッツナイト」について審議いたしました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松田好旦、松沼正平、以上の皆さん。村瀬忠雄委員からは文書で意見をいただきました。また、東海ラジオ側からは、藤井道雄・代表取締役社長、加藤武・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、天野良春・報道部長、岸田実也・ディレクターが出席しました。
「ガッツナイト」はプロ野球実況中継の定番、「ガッツナイター」でお馴染みの東海ラジオがナイターオフ期間中、平日の夕方にお届けしていたスポーツ、エンターテイメント情報と生活情報満載のワイド番組です。番組の前半には、その日のドラゴンズの動きや話題を余すところ無くお伝えする他、サッカーやラグビーなどオフ期間ならではのスポーツ情報を。後半の6時30分頃からは、スポーツ情報に加えてエンターテイメント情報、聴取者参加コーナー「スロットルクイズ」などでお楽しみいただきました。また、月曜日から木曜日の、夜7時からは「ひとことeタイム」としてリスナーとの交流を軸に展開するなど、ナイターオフ期間中のドラゴンズファンにも充分にお楽しみいただけるコンテンツを揃えてお届けいたしました。月曜日と火曜日は、源石和輝アナウンサーと黒木敬子さんのコンビが担当。水曜日と木曜日は、 あんびるとよぞうアナウンサーと坂口美奈子さんのコンビ。金曜日は、相羽としえアナウンサーが担当しました。更に、コメンテーターとして月曜日と火曜日は「ガッツナイター」でお馴染みの解説者・藤波行雄さんに、水曜日は鈴木孝政さん、木・金曜日には宇野勝さんに登場していただきました。今年度新たにスタートさせたのが、「ガッツナイト・アラカルト」のコーナー。日本の国内ではそれほど話題になってはいないものの、海外でがんばっている様々なプロスポーツ選手にスポットライトを当てたもので、月に1度、電話で彼らに近況を報告してもらっています。また、「ガッツナイト・クローズアップ」のコーナーは、第一人者と言われている往年の名プレイヤーにインタビューし、様々な角度から「野球術」の神髄を探ろうというものです。このコーナー、金曜日は「サッカー術」の神髄を探ります。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
■日本の選手が外国へ行って活動している状況を継続的に取り上げるという企画はよいが、番組の狙いがよく分からないところがあった。
■スポーツは自分でやって楽しむか、観戦して楽しむものなので、 スポーツマンの自己管理術とか、身体や精神を鍛えたエピソードなどを引き出せればもっと興味がもてたのではないだろうか。
■無名選手を取り上げるときは、最初にプロフィールを紹介するなど、もう少し基本的なところでの工夫が欲しかった。
■出色は、江夏さんへのインタビューです。江夏さんへのインタビュー形式は一人対一人だが、他の人のときは一人対三人。この場合、3人には既に親密さがありゲストが置いてきぼりになるので、 インタビューはやはり1対1の方がよいのではないか。
■スタジオの様子や、ゲストが活躍している様子がよく分かるような雰囲気がもう少し出せるともっとよかった。
などの意見をいただきました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、2月中142件あったことを報告しました。
以上が3月の番組審議会の概要です。