「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2002年6月「ミュージックサンデー 一宏・聡子の音楽時代」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2002年6月23日(日) 午前6時50分放送
6月の番組審議会がこのほど開かれ、「ミュージックサンデー 一宏・聡子の音楽時代」について審議いたしました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽泰彦、麻創けい子、麻生 忠、土屋 嶢、笠原 烈、松田好旦、三浦昌夫以上の皆さん。また、東海ラジオ側からは、加藤 武・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、犬飼俊久・制作局次長兼制作部長、角田功治・制作課長が出席しました。
「ミュージックサンデー 一宏・聡子の音楽時代」は毎週日曜日の午前10時から午後1時まで放送の3時間番組で、 昨年10月7日にスタートしました。パーソナリティは小島一宏さん、アシスタントは山崎聡子アナウンサーです。この番組でかかる楽曲は、主に70年代・80年代の曲が中心ですが、ジャンルは全く問いません。 また、考え易さとゲーム性を持たせてリスナーの番組参加をより楽しいものにするため、リクエスト条件としてのテーマを毎回設定しています。番組は、このテーマに添ったリスナーからのリクエストを元に作られます。これまでに放送された主なテーマは、「色の付く唄」、「数字が出てくる歌」、「忘年会ソング」、「家族を歌った歌」、「夢の出てくる歌、夢のある歌」、「愛の歌、恋の歌」、「花が出てくる歌」、など。今回は、5月12日に放送された 「母の日スペシャル・母の歌」をもとにご審議いただきました。この番組の構成は、「時代クイズ」、「私だけのヒット曲」、「あの頃のベストテン」などいくつかのコーナーを挟んで、リクエスト曲をできるだけたっぷりおかけするというものです。第1回放送の時には159通だったリクエストが半年後には凡そ3倍に、 そして5月26日には548通ものリクエストが寄せられました。また、この番組の特徴の1つが、「今日も3時間たっぷり楽しませてくれてありがとう」というお礼のメールやFAXが番組終了後に、2~3通届くことです。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
■コンセプトとターゲットがはっきりしていて聞き易い番組だ。
■音楽をたっぷり聴かせることによって、心地よい時間の演出がなされている。
■テーマ選びが良く、企画も良い。
■その上、よく準備がされていて、スタッフの苦労が忍ばれる。
■内容の濃い番組となっている。
■「私だけのHIT曲」は、発想が素晴らしい。
■「あの頃のベストテン」は 懐かしく、時の流れを感じさせる良い想い出起しをしている。
■しかし、「二人だけの小劇場」は、曲を題材にしたドラマの難しさを感じさせる。
■「今週のベストテン」は蛇足ではないか
■とはいえこの番組は、パーソナリティ二人のコンビの良さと、スタジオとリスナーの一体感が感じられて、楽しく愉快に聞ける番組である。
などのご意見をいただきました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、 5月1ヶ月間に199件あったことを報告しました。この後、前回に引き続き、「人権擁護法案」、「個人情報保護法案」など、マスコミ規制3法案に対する意見を交換しました。
以上が6月の番組審議会の概要です。