「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2020年6月「ラジオと共に半世紀~ラジオで笑って、ラジオで泣いて~」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
6月の番組審議会は、5日に開かれる予定でしたが、
新型コロナウイルスの影響により委員からの書面による意見提出となりました。
今回は3月30日 月曜日午後6時から6時45分まで放送の特別番組
「ラジオと共に半世紀 ~ラジオで笑って、ラジオで泣いて~」について審議が行われました。
番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。
麻生知章、岩瀬正明、三摩真己、土岐正紀、宮﨑眞知、山口禎一郎以上の皆さんです。
この番組は、昨年6月に52年間のアナウンサー生活を引退した松原敬生の最後の生放送
「松原敬生の日曜も歌謡曲」の模様と、過去パーソナリティを務めた当時の番組音声、
深く関わった方々からの思い出を綴りながら、
松原敬生のアナウンサー人生を振り返ると共に改めてラジオの役割を探る特別番組です。
各委員の意見です。
45分間の番組とは思えないほど、時代を走馬灯のように駆け巡る内容で、
松原さんの壮大なドキュメンタリーを聞いているようであった。
一人の人生を通じて、社会背景とともにラジオの社会的役割の変化を絶妙に
映し出すことができており、心を揺さぶる内容になっている。
リスナーからの生の声や思い出話をもっと多く入れた方がよかったのではないか。
取材用録音機のデンスケとは何であるかをナレーションでフォローした方が、
今のリスナーに理解しやすかったのではないか。
松原さんのラジオへのこだわりが、ラジオのアイデンティティではないかと
考えさせられる番組であった。
といった意見が出されました。
又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや
苦情などは、5月は156件で、番組内で紹介された曲、番組への要望、
新型コロナウイルス関連についてのお問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が6月の番組審議会の概要です。
事務局 林直樹