「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2019年11月「秋の番組改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
11月の番組審議会が今月1日に開かれ、
「東海ラジオ防災特番2019(にせんじゅうきゅう)~知るは守る、知るは助かる~」について
審議が行われました。
出席した番組審議会の委員は五十音順に、麻生知章、三摩真己、土岐正紀、宮﨑眞知、山口禎一郎、
以上の皆さんで、岩瀬正明委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、田中康之常務取締役、中村和範報道制作局長、
北敏明報道制作局次長兼編成部長、プロデューサーの井田勝也アナウンサーが出席しました。
当社では毎年9月1日の「防災の日」に合わせ、東海・東南海・南海大地震を念頭に地震や津波への備えを
テーマとした啓発番組を放送していますが、昨年から地震以外の大雨などによる災害も発生していることから
テーマを「防災」と広くしてリスナーが身を守るための知識を得る番組としました。
番組では台風の進路予測の難しさや台風対策、新たに「レベル分け」となった「特別警報」について、
専門家の意見の他、クイズを交えて構成しました。
各委員の意見です。
「普段の備えが大事といったメッセージを4つの質問に回答する形式で放送した事は、
リスナーへの理解も促して良かった。」
「生放送でありながら一度もよどむところがなく、非常に心地よく分かりやすく展開されていた。」
「クイズは学術的なものより、身近なものを題材にしてはどうか。また地元の避難所情報を具体的に放送するなど、
もっと工夫ができるのではないか。」
「ともすれば地震の話に偏りがちな防災の日に、水害も取り上げたのは評価したい。」
「放送時間によってターゲットも変わると思う。それに合わせてリスナーに対する番組内容も工夫が
できるのではないか。」
「もっと危機感というか、命を守るのだという強いメッセージ性があってもよかったのではないか。」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、
検討と研究を重ねます」と答えました。
又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや
苦情などは10月は133件で、改編についてのお問合せやクライマックスシリーズの放送についての
お問合せが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 北敏明