「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2004年12月「財津和夫の人生ゲーム21」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2004年12月19日(日) 午前6時50分放送
12月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週土曜日午後2時から3時まで放送の「財津和夫の人生ゲーム21」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、中山治英、松田好旦、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、秋田和典・制作部長、塩瀬修充ディレクターが出席しました。
1972年、日本で初めてのビートルズサウンドのバンドとして注目された、チューリップが九州福岡から上京。デビュー曲「魔法の黄色い靴」で日本のフォークミュージックの世界に新しい風を吹き込みました。そして3年後の1975年、ナンバーワンヒットとなった「心の旅」を出して、チューリップは人気グループに成長しました。この年、チューリップのリーダー、財津和夫をパーソナリティに起用した番組「財津和夫の人生ゲーム」が東海ラジオの深夜番組のひとつとしてスタートしました。この番組は、チューリップの人気に加えて、財津和夫のミュージシャンとしての飾り気のないおしゃべりが、当時の女子大生を中心に若い女性たちや、財津和夫のメロディーにあこがれる少年たちに幅広く支持され、13年間続いた長寿番組となりました。その後、チューリップは解散、財津和夫はソロシンガーとして活動しましたが、フォークソングリバイバルのブームにのって期間限定のチューリップの復活と全国ツアーなどがありました。そして、2001年12月「財津和夫の人生ゲーム21」というタイトルで、13年ぶりにレギュラーとして復活しました。チューリップの全盛時代に「人生ゲーム」のリスナーであった当時の女子大生・高校生や音楽少年たちも今は多忙な子育ても終わろうとしているミセスや一家の大黒柱に成長しています。そういったひとたちが青春を思い出しながら再びラジオに親しんでいただける番組を放送してみたいという意図から、あえて最近のAMラジオとは一味違った番組を目指しました。
それについて委員からは、
■聞いていて自然で違和感のない構成であった。
■土曜日のこの時間でゆったりとした番組は他にあまりなく、癒し的な感じをうけた
■ファンの方は聞くかもしれないが、そうでない自分にはちょっと合わなかった。
■あまり音楽に関心がない自分でも、楽しんで聞くことができた。
■この番組は東海ラジオ発の全国10局ネットとなっているようだが、それに相応しい番組だ。
などの意見がだされました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、11月は、112件で、新番組についての意見や、ラジオショッピングに関する問い合わせが中心であったことを報告しました。
以上が12月の番組審議会の概要です。