「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2006年5月「東海・東南海・南海大地震キャンペーン どうなる?どうする!」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2006年5月28日(日) 午前6時25分放送
5月度番組審議会がこのほど開かれ、毎週月曜日・火曜日・木曜日の午後2時45分から2時48分までと、毎週土曜日の午前7時30分から7時35分まで放送の「東海・東南海・南海大地震キャンペーン どうなる?どうする!」について審議が行なわれました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、中山治英、三浦昌夫、宮﨑眞知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、徳丸善一・常務取締役、犬飼俊久・取締役報道制作局長、沢田孝・報道部長、安蒜豊三・報道部アナウンサーが出席しました。
まず東海ラジオ側から、「災害時のラジオ放送の重要性」の認識から昨年4月から、地震防災啓蒙番組をレギュラー番組として人気ワイド「かにタク言ったもん勝ち」の中で放送してきました。2年目を迎える今年の4月からは他のリスナー層にも聴いていただけるよう、実施ワイド番組を「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」と「サタモニ・フリーウェイ」に移して引き続き地震に対する啓蒙キャンペーンを展開していくことを説明いたしました。「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」の中では宮地・神野二人のパーソナリティーが日本気象協会からの原稿をもとに、わかりやすく地震防災の啓蒙について紹介します。
「サタモニ・フリーウェイ」の中では地震に遭遇する状況を想定し、その時どのような対応をしたらよいかをミニドラマを交えて紹介します。また地震防災キャンペーンスポットも放送いたします。
以上のことを説明いたしました。
それについて委員からは、
■「宮地さん、神野さんの漫才風の掛け合いは、硬くなりがちな内容を非常にわかりやすく聴きやすいものにしている。また聴取率調査で常にトップをゆく『宮地佑紀生の聞いてみや~ち』の中での放送は、多くのリスナーに聴いてもらえる可能性がある点や親近感を持って聴くことができるという点で非常に意義のあるものと思います」
■「『サタモニ・フリーウェイ』の中でのミニドラマについては、切り口が面白く興味深く聴くことができ、記憶にも残るので良いと思います。ただ、地震発生時の効果音を入れるともっと臨場感溢れるドラマになると思います。」
■「内容も多岐に渡り非常に良いものなので、聴き逃してしまった人のためにCDにして販売するとか、ブロードバンドで聴けるようにして頂きたいと思います。」
■「ラジオの公共性を活かして地震に対する啓蒙活動をするという意味で非常に良い番組であり、今後も引き続きキャンペーン活動に取り組まれる事を期待しております。」
などの意見が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、4月は110件で、新番組及びナイター中継カードや解説者に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が5月の番組審議会の概要です。