「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2018年12月「なごやか寄席」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
12月の番組審議会が今月7日に開かれ、
10月6日(土)からスタートした「なごやか寄席」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員は五十音順に
麻生知章、岩瀬正明、三摩真己、土岐正紀、宮﨑眞知、山口禎一郎、以上の皆さんで
麻生知章委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、田中康之常務取締役、中村和範報道制作局長、
北敏明報道制作局次長兼編成部長、秋田和典番組プロデューサーが出席しました。
東海ラジオでは1974年から1999年の25年間にわたって、東西の著名な落語家を名古屋に招き、
「なごやか寄席」として公開録音を行ってきました。2009年にはこの音源をCD化しています。
そして、このCDに収録された貴重な音源をもとに原光隆アナウンサーの進行で、
20年ぶりにこの秋から復刻版として放送することになりました。
この番組は毎週土曜日午後5時から6時までの放送で、今回は11月24日放送分について審議しました。
各委員の意見です。
「放送局の財産とも言うべき過去の音源を今放送することはたいへん意義がある。」
「落語という日本の伝統芸能が世界的にも広まりつつあって、そこに目をつけたのがよい。」
「当時の音源をそのまま使用しているが色あせることもなくリアルさがあり、単純な再放送とは違って、
新たな番組として位置づけられると思った。」
「独特の江戸文化などの話が出てくるので、解説が欲しかった。」
「こぼれ話などを挟みながら、遊び心のようなものを加味したらどうか。」
「歌謡曲主義を進める一方で、落語もターゲットに合っているのではないか。」
「一門特集やお題の指定特集、CD化されていない演目特集など、落語好きのための企画を多くしてみてはどうか。」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは
「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます。」と答えました。
又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、11月は148件で、
恒例となっている番組コラボうどんの問い合わせ、日本シリーズの放送による番組編成の問い合わせが
多数よせられたことを報告しました。
事務局 北敏明