「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2017年10月 「東海ラジオ防災特番 逃げるが一番役に立つ」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
10月の番組審議会が今月7日に開かれ、
「東海ラジオ防災特番 逃げるが一番役に立つ」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。
飯野達哉、岩瀬正明、三摩真己、土岐正紀、宮﨑眞知、山口禎一郎、以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、田中康之常務取締役、中村和範制作局長、
安蒜豊三制作局次長兼制作部長、北敏明制作局次長兼編成部長、井田勝也プロデューサーが出席しました。
東海ラジオでは毎年「防災の日」に合わせて地震・津波への備えをテーマとした啓発番組を放送していますが、
今回はここ数年「ゲリラ豪雨」による被害が多く発生していることから、地震だけでなく、災害から命を守るために
必要なこととして「逃げること」をメインのテーマにしています。
主な内容としては、今年7月の九州北部豪雨の際、現地で活動をしたNPO法人レスキューストックヤード」の方への
インタビュー、ゲリラ豪雨が発生するメカニズムについて日本気象協会の担当者から解説。また2000年の「東海豪雨」によって
大きな被害をうけた、旧西枇杷島町を含む清須市の防災行政課の担当へのインタビューを紹介しています。
この番組は、9月3日、日曜日、午後2時から3時まで放送されました。
これについて、委員からは
「ゲリラ豪雨を中心にまとめがあったのは良かったし、情報も有用なものが多かった。」
「インタビューを中心とした構成は平板な印象をうけた。ドラマ仕立てにするとか、過去のニュースを紹介するとか
効果音を入れるなど、五感に触れる部分が欲しかった。」
「“釜石の奇跡”についてどんなものなのかを説明してくれると分かりやすかった。」
「早く逃げればいいというイメージを感じさせるサブタイトルに違和感を覚える。どうすれば正確な状況判断が
できるのかをもっと掘り下げて聞いた方が番組に厚みが出るのではないか。」
「一家に一台ラジオを持つべきということをもっと打ち出すべきだ。」
「災害時にサンダルが適しているというのは疑問だ。」
という意見が出されました。
東海ラジオ放送からは
「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。
又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや
苦情などは、9月は180件で、東海ラジオ大感謝祭や、秋の新番組についてのお問い合わせが多かったことことを報告しました。
以上が10月の番組審議会の概要です。
事務局 北敏明