「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年3月「2COOL!」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年3月24日(月) 午前5時25分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。3月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週月曜日から金曜日まで、午後6時から放送の「2COOL!」の金曜日分について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、宮崎眞知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、角田功治・制作部長紙谷元己・番組担当ディレクターが出席しました。
「2COOL!」は主に団塊ジュニアをターゲットにした番組で、曜日ごとに違うパーソナリティがそれぞれ担当しています。ニュース・スポーツ・ミュージック、そしてトークとAMラジオの面白さを伝える生ワイド番組です。その中で午後8時台には、各パーソナリティの個性を生かしたコーナーを展開しています。金曜日は、元バレーボール アメリカ代表でバルセロナオリンピック銀メダリストのヨーコ ゼッターランドと村上和宏アナの担当で、8時台では毎回さまざまなアスリートが生ゲストとして出演しています。今回は、岐阜県出身のソフトボール選手で、アトランタ・シドニーオリンピック出場の安藤美佐子選手が出演しました。
これについて委員からは
■「インタビューではヨーコ ゼッターランドさんが主体的な聴き役で、村上アナがそれをサポートするような形式であったが、この配分はたいへんよかったと思う。ヨーコ ゼッターランドさんの話し口調がたいへんゆっくりで落ち着いた感じがして、聞き取りやすいくいい声であった。」
■「安藤選手のインタビューを通して、ソフトボールに対する情熱が伝わってきた。」という意見が出された一方で、「安藤選手のひたむきさには感心させられるが、女性アスリートとして、挫折を味わった後に、また別の道を生きて幸せを得ている人もいるはず、そうした人も紹介してほしい。」といった意見や「安藤選手のことを知っている人にとっては、興味深く聞くことができたと思うが、知らない人に対してどこまでこのインタビューが届いたかということについては少し、疑問が残る。」
■「少し準備不足であったのではないか、もう少し安藤選手の所属する湘南ベルマーレがどのような組織で運営されているのか、そしてそれに対する安藤選手の関わり方について、インタビューから引き出してほしかった。」
■「これだけの長時間のインタビューが、この時間帯でよかったのかどうか、帰宅途中の人向けとしての情報として相応しいかどうかについては少し疑問が残る。」
■「スポーツの世界では、一般的かもしれないが、他ではあまり馴染みのない言葉は、その言葉がでてきた時に、村上アナがフォローをして、説明したほうがいい。」
といった、意見が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、2月は124件で、3月3日の民放ラジオの日としてのキャンペーンの告知に対する問い合わせや、ナイターシーズンに入ってからの番組の終了、移動についての問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が3月の番組審議会の概要です。