「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2017年6月 特別番組「五七五俳句の力」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
6月の番組審議会が今月2日に開かれ、
特別番組「五七五俳句の力」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。
飯野達哉、岩瀬正明、三摩真己、土岐正紀、山口禎一郎、以上の皆さんで、
宮﨑眞知委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、
田中康之取締役営業・制作担当、中村和範制作局長、北敏明制作局次長兼編成部長、
秋田和典プロデューサーが出席しました。
この番組は、5月22日(月)午後7時15分から8時まで放送され、
俳句をユネスコの無形文化遺産に登録しようという動きの中から、
「普遍性」「教育力」「平和性」といった俳句の特色を伝え、
五・七・五の十七音に凝縮される言葉の世界を探ります。
また、この番組は平成29年日本民間放送連盟賞
ラジオ番組部門教養番組に参加します。
各委員の意見です。
「俳句の大衆性・普遍性・平和性・教育性を丁寧に分かり易く伝えた番組である。」
「ある特定のレベルの人だけにスポットを当てるのではなく、
高校生のアマチュアの大会を応援したり、広く一般の俳句を取り上げていたので、
リスナーも興味を惹く番組だ。」
「音響の部分をもう少しアクセントを付けるともっとメリハリが出たのではないか。」
「ナレーションのセンテンスが少し長すぎるのではないか、また体言止めの表現が多く、
かえってインパクトに欠ける印象を受けた。」
「若い人も取り込んでいこうという考えがあれば、詠みの部分を芸人に担当させて、
バラエティ性を出しても良いと思った。」
「俳句をユネスコ無形文化遺産に登録するとどんな良い事があるのかを
もっと紐解いて欲しかった。」
という意見が出されました。
東海ラジオ放送からは、
「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、
検討と研究を重ねます」と答えました。
又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや
苦情などは、5月は121件で、番組への質問やパーソナリティへの意見が
多くよせられたことを報告しました。
事務局 北敏明