「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2009年7月「詩人、城山三郎が遺したことば」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2009年7月18日(土) 午前5時45分放送
7月の番組審議会がこのほど開かれ、「詩人、城山三郎が遺したことば」について審議が行われました。 出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、富永寛、三浦昌夫、宮崎眞知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、加藤康雄取締役業務局長、角田功治取締役制作局長、秋田和典制作局次長、飯尾利文編成業務部長が出席しました。
今回の審議番組は平成21年日本民間放送連盟賞番組部門教養番組参加作品「詩人 城山三郎が遺した言葉」です。番組では、若き日の詩を手がかりに、名古屋で暮らしていた頃の城山三郎さんにスポットをあて、作家城山三郎がどのように形成されていったかを探ります。城山三郎の評伝「城山三郎伝 筆に限りなし」を書いた、名古屋市出身のノンフィクション作家、加藤 仁さん、城山氏の二女、井上紀子さんにお話を伺った他、詩の朗読とナレーション、インタビューは、地元出身の俳優・ラジオパーソナリティとして実績のある天野鎮雄に担当していただきました。この番組を通じて今の時代にこそ必要な、“ぶれない” “気概” “気骨”の人「城山三郎」の存在を伝えています。
委員からは
■ 「作家を詩人として見た切り口は新鮮でよかった」
■ 「45分間番組だが非常にインパクトがあり、格調の高い番組に仕上がっている」
■ 「作家城山三郎の生涯をインタビューを交え、僅か45分間で上手くまとめ上げている」
■ 「リスナーの人に多くのことを考えさせる良い番組だ」
■ 「天野鎮雄氏のナレーションも素晴らしく、帰ったらもう一度聴いてみたいと思わせる良い番組だ」
■ 「日曜日の昼、2時台の放送時間も聴きやすく良かった」
などの意見が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます。」と答えました。
また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは6月は160件で、「ガッツナイターまつり」や「ありがとうミッドナイト東海」関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が7月の番組審議会の概要です。 (事務局 佐枝一史)