「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2011年7月「若き詩人の肖像 茨木のり子をさがして」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2011年7月16日(土) 午前5時45分放送
7月の番組審議会がこのほど開催され、日本民間放送連盟賞番組部門教養番組参加作品「若き詩人の肖像 茨木のり子をさがして」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、大西信之、熊倉浩高、高島良樹、宮﨑眞知、村瀬大一郎、山﨑隆治、以上の皆さんです。東海ラジオ放送側からは、志村富士夫代表取締役社長、小畑耕一常務取締役制作局・開発担当、加藤康雄取締役業務局長、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局次長兼編成業務部長、そして神谷信寛番組プロデューサーが出席しました。
この番組は、これまであまり取り上げられなかった詩人・茨木のり子の子供時代、青春時代にもスポットを当て、数々の詩と共に彼女の評伝を書いたノンフィクション作家後藤正治氏へのインタビューも交え、「詩人・茨木のり子」がどのように生まれたのか、戦後「現代詩の長女」と評されるようになったかなど、その実像に迫っていきます。
これについて委員からは
■「日本民間放送連盟賞番組部門教養番組参加作品に相応しい、素晴らしい出来映えだった」
■「45分間で企画意図を見事に表現できた番組である」
■「後藤正治氏の解説も適切で、また共感が得られ番組を分かりやすくしている」
■「ナレーションや朗読が詩の力と融合して、本人の生き様やメッセージとなり強い印象として聞き入ることが出来た」
■「川島アナウンサーのナレーションも力強さを秘めながらしっかりと語っていて心地よく聞けた」
といった意見が出されました。
東海ラジオからは 「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられた6月の問い合わせや苦情などは152件あり、ゲストの出演時間やプレゼントの応募方法に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が7月の番組審議会の概要です。 (事務局 佐枝一史)