「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2014年9月「高校ラジオクラブ2」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
9月の番組審議会が今月5日に開かれ、「高校ラジオクラブ2」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、榊原啓治、宮崎眞知、山口禎一郎、以上の皆さんで大西信之、土岐正紀委員は書面による出席となりました。東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務・営業担当、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、早川昌宏編成業務部長、北敏明制作部長が出席しました。
この番組は、高校生が番組制作に携わることが出来る番組として月に一回30分放送していた「高校ラジオクラブ」に続く番組で、原則として月に一回一校の生徒が参加収録したものを、翌月に10分番組として毎週月曜日に放送しています。出演希望者は番組ホームページの申し込み専用サイトから申し込み、企画の立案や選曲、音作りなどを番組ディレクターや担当の井田アナウンサーと打ち合わせをして番組制作に携わっていきます。例えば、女子高校生らしくバレンタインに因んだインタビューアンケートや、あまり知名度のない工業高校を生徒目線で紹介したり、ラジオドラマに挑戦する高校も登場しました。以前は放送部に在籍する高校生が中心でしたが、今回は放送部に所属しない高校生の申し込みも目立ってきました。
各委員の意見です。
「リスナーを驚かせるような制作面での落とし込みが欲しかった」
「放送時間帯を従来の『月1回・30分』から『毎週定時の10分』へ変更したことは、ラジオの聴取を習慣にするという意味では正解だと思う」
「単に若年層のリスナー開拓に留まらず、ひとつの『番組ジャンル』としての可能性を感じた」
「東海地方の高校生にとって、聞き漏らしては損をする、かけがえのない情報源になる、そのような番組を目指してほしい」
「放送部に所属しない高校生からも参加の応募があったことは評価に値する」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは7月が189件、8月が153件で東海ラジオ開局55周年関連の公開録音と8年ぶりに野球実況として復活した犬飼俊久元アナウンサーに関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久