「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2013年11月 NHK・民放連共同ラジオキャンペーンin名古屋 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
11月の番組審議会が今月1日に開かれ、NHK・民放連共同ラジオキャンペーンin名古屋「ラジオきいてみた」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、大西信之、榊原啓治、 中西英夫、宮﨑眞知、山口禎一郎、以上の皆さんでした。東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務局長、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、北敏明制作部長が出席しました。
東海ラジオをはじめ、名古屋のラジオ5局は、12月まで「NHK・民放連共同ラジオキャンペーンin 名古屋 ラジオ きいてみた」を展開しています。
このキャンペーンでは、音声だけを用いて全てを伝えるラジオという媒体の魅力を、中高生とその親世代をメインターゲットに訴求していきます。今回は中高生が番組を通して憧れの職業の人に会って話が聴ける「夢ラジオ」の企画の中から、東海ラジオ制作・担当の「君の思いをかなえよう」を審議しました。この番組は9月29日(日)12時から12時55分まで、名古屋・栄のスタジオラシックから放送したもので、在名ラジオ5局がオンエアしました。ゲストは声優の小桜エツコさんと桑名市の高校生望月あかねさん、番組進行は前野沙織アナウンサーでした
各委員の意見です。
「キャンペーン特別番組の企画は良いが、レギュラー番組とのギャップを如何に埋めていくかの工夫が必要だ」
「番組進行は質疑応答に終始していて単調であり、内容も公共性に欠けている感がある」
「ゲストの小桜エツコさんは高校生に対する気遣いも感じられたし、メッセージも温かさがあった」
「キャンペーンは一過性のものなので、今後若いリスナー獲得にどう結び付けていくのかが大切だ」
「夢ラジオというタイトルにしてはキャスト選出に不満が残る」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、10月は241件で秋の改編に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。以上が11月の番組審議会の概要です。 事務局 佐枝一史