「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2013年7月「ヒットせんで、いかんがね~検証名古屋ご当地ソング~」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
7月の番組審議会が今月5日に開かれ、「ヒットせんで、いかんがね~検証名古屋ご当地ソング~」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。大西信之、中西英夫、宮﨑眞知、山口禎一郎、 山﨑隆治、以上の皆さんで、熊倉浩高委員は欠席でした。東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務局長、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局次長、そして山田英之ディレクターが出席しました。「ヒットせんで、いかんがね~検証名古屋ご当地ソング~」は、日本民間放送連盟賞番組部門エンターテインメント番組参加作品で、5月25日(土)午後4時から45分間放送したものです。芸どころ名古屋と言われながら、なぜか名古屋を舞台にしたヒット曲がほとんど生まれていません。大都市なのに、なぜかヒット曲には縁がありません。番組では、作詞家や歌手、老舗レコード屋の店主などに幅広く取材し、名古屋を舞台にした歌謡曲があまり作られず、売れない理由を探りました。進行役は 松原敬生さんと成田香織アナウンサーです。
各委員の意見です。
「他県の人間でも名古屋人気質が理解できて、気軽に楽しく聞ける番組である」
「たくさんの有名人にインタビューして、何故ヒットしなかったかをコミカルに追求する手法は娯楽作品としては成功している」
「テーマの“ヒットしない理由”が名古屋のイメージ論にすり替わっているのではないか」
「耳触りはよいが、もう少し突っ込んだ結論がほしかった」
「楽曲はさわりの部分を短く使っているが、もっと長めに聞かせてほしかった」
「いつまで経っても本題に入れず、核心に出会えずに終わっている感じがする」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、6月は180件で、野球延長時の番組進行に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐枝一史