ゴーーール!! サトコのヒトコト
前々回のブログ「熊野古道伊勢路ウォーキング」の続きです。
ツヅラト峠を下り始めたものの、なかなかゴールにたどり着きません。
それもそのはず、
実は登り口から峠の頂上までが約3分の1、頂上からゴール地点までが約3分の2。
下りのほうが、圧倒的に距離が長かったのです。
それに気がついたのは、下り始めてからしばらくたってから。
足に疲労もたまり、ちょっぴりくじけたくなる私を和ませてくれたのは、
語り部の河村さんでした。
『はい、ここよく落ちますから気をつけて。』
『“石車(いしぐるま)”に気をつけて。“口車”にはのってもいいけど。』
なんて冗談を交えながら、私たちに注意を促してくれます。
また、道中には、
昔の人が道を護るために作った“野面乱層積(のづららんそうづみ)”という石垣や
昔の人が備長炭を焼いた跡や
地元の人が掘り起こしてくれた昔の石畳などがあり、
河村さんが、地元の言葉で、地元への愛をにじませながら説明してくれます。
そんな河村さんのお話を聞きながら歩いていると、長い道のりもそれほど苦には感じません。
そして、歩き始めてから約2時間。
無事にゴールに辿りつくことができました!
顔に少し疲労の色が見えますが(笑)、
ずっと笑顔で歩き切ることができたのは河村さんのおかげです。
ゴール後、お世話になった語り部の河村さんと、記念に1枚。
ピース姿がお茶目でしょ♪
河村さん、どうもありがとうございました!!
さあ、このあとは、待ちに待ったお昼ごはんです♪
そのお話は、またいずれ・・・。