３６歳にして初めて、私、本を出版いたしました！！

・・・というのは、もちろん冗談です（笑）

でも、上の写真にある本は本物です。

いったいどういうことかと言いますと、

私と同姓同名である“山崎聡子”さんが先日出版された本なんです。

実は、こちらの“山崎聡子”さんは、今注目を集めている新進気鋭の歌人さんです。

そして、先月、第一歌集として、この『手のひらの花火』を出版されました！

自分で出した本ではありませんが、

自分と同じ名前が表紙に載っているだけでなんだかうれしくって、

見ているとニンマリしてきてしまいます（笑）

ちなみに、この『手のひらの花火』にはどんな歌が載っているのでしょうか？

特別に一首だけご紹介しますと・・・

『さようならいつかおしっこした花壇

さようなら息継ぎをしないクロール』

うわぁ・・・、過ぎてしまった日々の懐かしさと切なさが

胸にじわーっと込み上げてきます！！

“山崎”さんに刺激を受けて、私も一首。

『さようなら噛んでも噛んでも飲みこめなかったホルモン

さようならスガキヤの取り分け用のお椀』

子供の成長の喜びを歌ってみましたが、いかがですか？

うーん、胸に何も込み上げてこない。 しかも、めちゃくちゃ字余り。

だめだ、こりゃ（笑）

自分の心の小さなざわめきと向き合い、繊細な言葉を紡ぎだす・・・。

名前は同じでも、今の私にはまったくない感性で日々過ごしている姿には憧れてしまいます。

かつては同姓同名が多すぎて困るなあ～と思ったこともありましたが、

今は、同姓同名であることがくれた、このステキな出会いに感謝です☆

『手のひらの花火』、ぜひあなたも読んでみてくださいね♪♪♪