『CSから12年』
きょうは朝からメジャーリーグを観て、午後からはパ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦をを観ながら、iPhoneで競馬中継をチェックするという、もう絵に描いたようなダラダラした一日を過ごしました。こんな日、どれくらいぶりでしょう。一歩も家から出ることなく過ごしています。
北海道日本ハムファイターズが、昨日に続く逆転勝ちでファイナルステージ進出、福岡行きを決めました。きょうの試合だけでも「新庄監督すごいな」と思わされる采配が随所にありました。成功、失敗は別にしても「勝負師」としての采配を随所に感じました。千葉ロッテマリーンズも力を出し切り、痺れるような試合を観ることができました。
ドラゴンズはいわゆるポストシーズン、一戦必勝のような戦いの舞台から12年、遠ざかりました。2012年10月15日、クライマックスシリーズ1stステージ第3戦。0-1で追う展開、勝ち上がって東京ドームでジャイアンツと戦うことはできないのか…もいう思いがよぎった8回裏に飛び出した、トニ・ブランコ選手の逆転満塁ホームラン。わたしは放送席でスコアをつけていましたが、手が震えました。いまでもその時のスコアは写真が残っています。
大興奮に包まれ、試合後は紙テープが舞ったナゴヤドーム（当時）。
東京ドームに乗り込んだドラゴンズはなんと3連勝。あとひとつ勝てば日本シリーズというところまでいきながら、そこから3連敗。野球の厳しさ、短期決戦の怖さを知った2012年のプレーオフでした。
井上一樹新監督を迎えて動き出した、2025年のドラゴンズ。負けたら終わり、その緊張感を早く選手たちには経験してもらいたいし、そのプレッシャーを跳ね除けたファイターズのように、躍動するドラゴンズを楽しみにしています。
12年か。長い時間が経ちました。
