『聴く将棋 畠山鎮八段』 日々
きょうは『聴く将棋』(毎週土曜日あさ6時30分〜、提供・中北薬品、協力・日本将棋連盟)の収録のため、大阪府高槻市・関西将棋会館へ。
4月のゲストは畠山鎮八段です。
現時点で将棋界史上ただ1組の「双子棋士」。兄は畠山成幸八段。兄弟で、さらに双子でともに八段まで駆け上がるなんて、よほどの天才兄弟だったに違いないと思っていましたが、そうでもないようで。
関西奨励会幹事として、かなり厳しい姿勢で棋士の卵たちと向き合い、いままでの『聴く将棋』でも「畠山先生が厳しかった」という話が他の棋士からも出ていました。その指導への思いももちろんお話しいただきましたが、わたしは畠山八段の子どもの頃の話に、なんとも言えない胸の痛みを感じてしまいました。いま、メディアを通して饒舌に語る明るい畠山八段からは想像できません。ぜひそのあたりは放送でお聴きください。
インタビュー1時間半、終わった後に30分。楽しくもあり、学びもあり、素晴らしい時間になりました。
畠山鎮八段、ありがとうございました。