『CBCホール』 日々
おそらく1997年5月、大学4年生のとき以来でしょう。CBCホールへ入りました。
採用試験を受ける学生の待機場所になっていたと記憶しています。でも、その景色などはまったく覚えていませんでした。
そう、CBCテレビ若狭敬一アナウンサーが勝ち残り、わたしが敗れたあの日以来の(笑い)。
在名ラジオ4社の営業担当者が集まって、月に一度、現状報告を行う会議が開かれます。会場は各社持ち回り、きょうはCBCラジオの担当でした。スタジオがあったり、アナウンサーがいるCBC放送センターは行ったことがあります。が、CBCホールは久しぶりのことだったので、感慨深かったです。
玄関を入ると、民間放送第一声を伝えたマイクが展示され、その音声を聞くことができます。
この音声は宇井昇アナウンサー。1954年、中日ドラゴンズは初めて日本一に輝きました。その瞬間を実況した在名局ただ1人のアナウンサーです。東海ラジオはまだありませんし、テレビ局もありません。
それから53年、2007年にドラゴンズは日本一になりました。その時はわたしも実況を担当していましたが、在名ラジオ、テレビ局でドラゴンズの日本一を伝えたアナウンサーはまだ5人もいないということになります。そろそろ、そろそろ次のチャンスを待っているのですが…。2025年、よろしくお願いします。