『竹内龍臣×加藤翼』 日々
きょうはイベントのMC。今季限りで中日ドラゴンズを退団する竹内龍臣さん、加藤翼さんの「サンクスファンミーティング」でした。札幌市出身、2019年ドラフト6位入団の竹内さんは5年。下呂市出身、2020年ドラフト5位入団の加藤さんは4年でドラゴンズのユニホームを脱ぎます。ことしで23歳、22歳になる2人。わたしであれば東海ラジオ入社1年目であり、大学4年生であり。その年齢でもう次の選択を迫られると思うと、プロ野球選手、プロ野球界の厳しさを痛感します。
2人とも一軍登板はありません。竹内さんはずっと故障と戦っていた印象です。2軍の複数のコーチから「投げられるようになりさえすれば…」と何度も聞いていました。加藤さんは思ったようなフォームで投げられなくなり、いつも練習の最後までネットスローを繰り返していた印象です。辛いこともたくさんあったと思います。
が、ひとつ思ったことがあります。確かに2人とも一軍登板はありませんでした。でも、こうしてイベントを企画してくれる人間がいて、集まってくれるお客さんがいて、それは2人が真剣に野球に取り組んでいたという証に他なりません。
ふたりとも「いいヤツ」です。一生懸命に話してくれました。
まだまだ若者ふたりの人生はこれからです。きょうこうしてゆっくり話ができて、縁ができたこともうれしいです。
竹内龍臣、加藤翼、ふたりのこれからこそ応援していきたいです。