『監督』 日々
我が子の体調不良が続いており、どこかへ連れていったりということもない休日。
前から読みたかった本を手にしました。
『Number』1104号の「星野仙一と仰木彬」。もう一冊は『監督の財産』(栗山英樹、ワニブックス)。
どちらも非常に面白かった。『Number』は星野仙一、仰木彬の2人を共に知る人物が多数登場し、2人の思い出を語る記事が中心なのですが、エピソード、逸話に引き込まれました。「いまの時代には…」と言われる出来事がたくさんあり、もちろんその通りだと思います(かと言って、当時でも許される話かどうかは別ですが)。でも、星野さん、仰木さんなら「令和の監督像」を作り上げることができた柔軟性があったのではないかとも思うのです。
『監督の財産』は845ページもあります。もちろん1日では読みきれません。
日本ハムを率いていた頃の話ももちろんなのですが、目次を見ながら、興味がある項から読んでいくのが良いかと思います。わたしは「考察 野球論」がとても興味深かったです。
『Number』、『監督の財産』、どちらからも「監督って大変なんだな…」と思い知らされます。ただ、星野、仰木、栗山、3人の名監督の立ち居振る舞いや思考は、ビジネスマンとして大いに参考になりました。これから何度も読み返すことになりそうです。