『久保利明九段』 日々
きょうは午後から大阪・関西将棋会館で『聴く将棋』(中北薬品提供、日本将棋連盟協力、毎週土曜日あさ6時30分〜)収録です。この秋に高槻市への移転が決まっている関西将棋会館。ここで収録するのはきょうが最後かもしれません。
『聴く将棋』8月のゲストは久保利明九段です。タイトル獲得7期のトップ棋士。それだけでも聞いてみたいことはたくさんあるのですが、今回の裏テーマは「我らの時代」。久保九段とわたしは同じ1975年生まれの現在48歳。同じ時代を過ごしてきた久保九段の「人」に迫ってみたかったのです。
約1時間超のインタビューでしたが、とにかくわたしは楽しかったです。あっという間に時間が過ぎました。久保九段の話術に負うところは大きいのですが、それに加えて同い年だから分かるその時代の空気感のようなものが、録音できたような気がします。
収録後も久保九段が大ファンの阪神タイガースの話、お互いに子どもの頃に好きだった南野陽子さんや渡辺美里さんの話で盛り上がりました。お別れするのが名残惜しかったです。
久保九段、これからも将棋を楽しんでください。応援しています!
そして新幹線に乗る前に、今月の「聴く将棋』ゲスト・室田伊緒女流三段の夫で、元MBSアナウンサーの森本尚太さんとお会いしました。5年ぶり?いや、もっと時間が経っているかもしれません。
埼玉県出身ですがドラゴンズファンの森本さん。初めて甲子園球場で出会ったとき「埼玉で東海ラジオを聞いていました!大澤さんの実況ももちろん聴いています!」と声をかけてもらったことをはっきり覚えています。その森本さんが室田女流三段と結婚したことにも驚きましたが、MBSを退社し、現在は司法試験合格を目指して勉強中です。
近況はご本人からも室田女流三段からも伺っていましたが、ちょうど先週に司法試験が終わったタイミングでしたので、久しぶりにお会いしました。
いやあ、なかなか凛々しくなっていたなあ。目標に向かって戦っている顔をしていました。秋にはいい知らせが森本・室田夫妻に届くことを願っています。
ちなみに森本さん、将棋ウォーズでは「二段」。一級のわたしよりはるかに腕達者。
久保九段から刺激を受け、森本さんからもパワーをもらって、良い一日でした。