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直球勝負!大澤広樹

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『ガッツナイター Classic Day 犬飼俊久さん』 日々

4月29日(月・祝)、わたしは家族で野球観戦していました。わたしたちの数十メートル後方、東海ラジオの放送席では犬飼俊久元アナウンサーが「中日対DeNA」と実況していました。『ガッツナイター Classic Day」という企画、犬飼さんがバンテリンドームの放送席に座るのは6年ぶりです。

わたしは家族でいたために、当日は放送席にごあいさつに行くこともなく、放送を聴くこともありませんでした。そしてきのう火曜日に、radikoで拝聴いたしました。

きのう、わたしはドームに行きましたが、多くの関係者から「犬飼さんの実況良かったね~」「ガッツナイターの昔のジングル懐かしかったね~」「やっぱりこれがラジオの野球中継だよ」など、声をかけていただきました。

下の写真が2018年3月3日、星野仙一さんの追悼試合でした。この時に犬飼さんは74歳。



わたしが入社したときにすでに犬飼さんは管理職だったので、実況担当回数としてはいまのわたしと同じくらいだったかもしれません。わたしが22歳の時、犬飼さんは54歳。もうわたしもその年齢が知数いているなんて信じられません。

実況アナウンサーのローテーションに入っていたのは2005年頃くらいまでのはず。


2012年


その後は企画などで数年に一回、実況を担当する機会があるくらい。

一方で、コミュニティFMなどで高校野球の実況を担当し、70を超えてもまだしゃべり続けていらっしゃいます。


2014年


わたしの結婚披露宴では、主賓としてごあいさついただきました。

犬飼さんが採用していなければ、いまのわたしはなかったわけです。



下の写真は2017年12月、犬飼さんと、東海テレビ吉村功元アナウンサーと、わたし。吉村さんも、いまでもぎふチャンでスポーツ番組を担当していらっしゃいます。サッカー・FC岐阜のの取材現場でお会いしたり。その取材現場へ通う熱意、尊敬します。ふたりの足元に全く及びませんが、その熱意のかけらを感じながら、なんとか近づけるよう頑張ります。



そして、わたしの感想です。「すごい」。この一言です。なんでこんな味わい深い声が出るのでしょう。表現力、細かいところまで手を抜かない描写力。そして盛り上げ方。「伸ばす髪があるだけうらやましい」なんて冗談を言う余裕。とにかくすごい。

まだわたしが若かりし頃、犬飼さんにこんなことを言われました。「いい試合は誰が喋ってもいい試合。ドラゴンズが劣勢の時に、アナウンサーの技量が問われる」。全くその通りだと、いまも感じます。

きのう、犬飼さんにLINEしました。その中の一部を

「もっと長いイニング、実況できたのではないですか?」

「80歳、丁度良いイニングです。」

そうかな~、もっと喋りたかったと思うけどなあ。でも、わたし自身の次の実況に向けて気合が入りました。ちなみに次は5月6日『ガッツナイター Classic Day』、北山靖アナウンサーの後を受けて4回から喋ります。

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