『セ・リーグ10勝一番乗り』 日々
きょうは今季2度目の実況担当日。練習取材を終えて一度放送席へ戻ると、きょう『中日ドラゴンズが優勝できなくても愛される理由』(光文社新書)が発売になった著者・喜瀬雅則さんに声をかけられました。そうそう、わたしは喜瀬さんに紹介したい人がいたんです。
きょう、バンテリンドームナゴヤの医務室を担当していたのは佐藤温医師。そう、東海ラジオで「Dragons Startinglineup」金曜日にご提供いただいている、名古屋市中川区「佐藤あつしクリニック」院長です。わたしが実況担当の日に、佐藤先生がドームにいらっしゃるということで、きょうはお伺いする約束をしていました。
昨日のこと。大阪へと向かう車内で『中日ドラゴンズが優勝できなくても~』を読み始めていたんです。すると、読み始めてすぐの16ページ目に「佐藤あつしクリニック」「佐藤温」と名前が出てきてビックリ! サカナクション山口一郎さんが、ナゴヤ球場にフェンス広告を出したきっかけが佐藤先生だということは、わたしは知っていたんです。しかし、そのやりとりが同書に取り上げられているではありませんか。すぐに佐藤先生にLINEしました。「佐藤先生とわたしが同じ本に登場しています!」と。
試合開始30分前、記者席の隅で実況の準備を進めていると、「無視しないでよ~」と声をかけてきた男性が現れました。おおっ!仁村徹さん(中日ドラゴンズ編成統括)じゃないですか!
無視するわけないじゃないですか(笑い)。試合前なのであまり時間はなかったんですが、この15分で教えていただいたこと、勉強になったことがもうたっぷりありました。ホント、知識とそれを言語化する力が抜群に優れた野球人のひとりです。もっと聞きたかったなあ。また教えてください。
そして放送席は岩瀬仁紀さん。「小澤対カリステ」や「ライデル・マルティネス評」など、印象深いお話しがいくつもありました。
岩瀬さん、ありがとうございました。
そしてドラゴンズはセ・リーグ10勝一番乗りです。
まだ始まったばかりですが、きのう、きょうの勝ち方の良さ、中身の良さ。「強いな」と思わせてくれ、期待を抱かせてくれます。
まだ始まったばかりですが、この戦いができるチームであり、戦力なのだと実感した試合でもありました。
充実した一日でした。さあ、帰ります。