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直球勝負!大澤広樹

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『自動運転バス』 日々

きょうは午後3時に、岐阜・日本タクシーの山田康二郎常務とお会いする約束をしていました。岐阜に向かう途中、山田さんから「自動運転バスに乗ってみませんか?」とLINEが届きました。岐阜市街地では11月25日から、2028年までの5年間、岐阜市の中心部や観光地を周遊する自動運転バスが運行しています。その名は「GIFU HEART BUS」。もちろんわたしは「乗ります!」と即、返信。山田さんが予約してくださり、JR岐阜駅前で待ち合わせました。



「おおっ!これが自動運転バスか!」と感激。フランス製、デザインは長良川鉄道「ながら」やJR九州「ななつ星 in 九州」などを手掛けた工業デザイナー・水戸岡鋭治氏。車体を見たとき「水戸岡デザインっぽいなあ」と思ったのですが、ズバリ的中でした。



定員は10人、基本的には予約制で、空席がある場合のみ予約なしで乗車できます。



下の写真、ゲーム機のコントローラーではありません。車のコントローラーです。ハンドル、アクセル、ブレーキの役割を果たしているんです。「自動運転」と言っても、まだ法律の整備などいくつものハードルがあり、乗務員が操作することが義務付けられています(※日本タクシーのドライバーも、研修を受け、この社会実験に参加しています)。路上駐車を避けるときなど、乗務員がこのコントローラーでバスを操作して避けていきます。街路樹などを「障害物」と感知し、「カンカン」という警告音とともにバスが減速し、安全を確保しています。速度も19キロまでと決まっています。



19キロ、自転車とほぼ同じくらいかやや速いか、くらいでしょうか。40分かけて岐阜市街地を一周しましたが、最先端の交通を味わえたことに加え、岐阜の街をゆっくり回ることができたのも楽しかったです。窓が大きいので見晴らしは抜群です。

いまは、運転操作の一部を自動で行う「レベル2」。今後は一定の条件下、運転手なしで走行可能な「レベル4」を目指していくそう。

車内はコの字形にシートが設置されています。

乗車中、山田さんに自動運転についてあれこれレクチャーしていただきました。



自動運転バスへの市民の理解は必要でしょうし、まだまだクリアしなければいけない課題はたくさんあります。が、わたしが地方都市の市長選などに出馬する際には(笑い)、「バスを中心とした公共交通機関の充実」は必ず公約のひとつに掲げようと思っています。高齢社会、人口流出、またドライバー不足など課題を抱える地方都市が、それを解決できる可能性を感じる「自動運転バス」。岐阜市の実験がぜひ大きな成果となるよう応援していきます。

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