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直球勝負!大澤広樹

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『中利夫さんとの思い出』 日々

ドラゴンズの監督、OB会長も務めた中利夫さんが10月10日、87歳でお亡くなりになりました。現役時代のことも、監督時代のことも、わたしは記憶にありません。仕事でご一緒する機会があるまで、中さんはドラゴンズ球団史の登場人物のひとりでした。2012年から、中さんには東海ラジオで解説を務めていただきました。ゆっくりお話しをさせていただく機会ができたのはその年からでした。



上の写真は、ベイスターズ中村紀洋選手(当時)が2000安打を達成した試合前に撮った一枚。ふたりで「2000」と。こんなことにも付き合ってくれる中さん。

中さんいつも、ドラゴンズのシートノックが始まる前後にベンチ横のいすに座っていらっしゃいました。ドラゴンズ番の報道陣がほとんどいないその時間帯は、わたしには選手と一対一で取材をするチャンスです。わたしもいつもこの時間を狙って、ベンチ付近にいました。なので、中さんとわたし、二人きりでベンチ横にいる時間が頻繁にあったんです。そこでああでもない、こうでもない、さらにはかつてのドラゴンズの話し、カープ二軍監督時代の話しなど、勉強させてもらうことがたくさんありました。

笑い話があります。2011年、千葉ロッテマリーンズとのセ・パ交流戦の試合前のこと。記者席で座りながら、中さんとお話しをしていました。突然、中さんが「ロッテに内(竜也/うちたつや、投手)がいるでしょ。ドラゴンズにソト(エンジェルベルト、投手)がいるでしょ。そしてここに中がいる」。そう、その日の球場に「うち」「そと」「なか」がそろっていたんです。中さんが真面目な顔でそんなことを言い出すから、笑っちゃいました。「うち」「そと」「なか」がそろった、珍しい瞬間。「三人で写真を撮ってほしいです!」なんてわたしは返したような覚えがあります。

わたしの結婚披露宴にもご出席いただきました。いつもニコニコ、穏やかな中さん。ここ数年、お会いする機会もなく、お別れする日がやってきてしまいました。天国から、ドラゴンズの良いときも悪いときも、穏やかな見守っていてくれることでしょう。

中さん、ありがとうございました。

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