『初めてのテレビ生放送』 日々
きょう、26年間のアナウンサー歴の中で初めての体験をしました。テレビの生放送への出演です。岐阜市のケーブルテレビ・CCNの情報番組『ぎふわっか』で、10月14日土曜日に行われる「笠松競馬秋まつり」のPRをするためです。東海ラジオのアナウンサーが、ケーブルテレビで、笠松競馬場のイベントを告知する。なかなかカオスな、楽しそうな企画です。
『ぎふわっか』の出演者は誰なのだろう…と事前に調べてみたら、FC岐阜のスタジアムDJとしてお馴染みの久世良輔さん。わたしと同い年で、知り合ってからはもうかなり経ちます。こんな形で共演する機会が来るとはと思うと同時に、久世さんと一緒ということでかなり安心しました。アシスタントはCCNの川脇沙也佳アナウンサーです。
ラジオと違うのは、本番さながらのリハーサルを行うところです。これはわたしとしてはかなり驚くというか、戸惑うというか。リハと本番で同じことを喋るということに違和感というか、慣れないというか。立ち位置やカメラ映りの確認などラジオより制約は多いですから、それは当然のことかもしれません。
わたしの出演時間は約5分、いい緊張感を味わいながら、全力で楽しく笠松競馬秋まつりをPRさせていただきました。CCNをご覧いただいた皆さん、制作スタッフの皆さん、久世さん、川脇さん、ありがとうございました。次はレギュラー番組を獲得したいです（笑い）。
きょうCCNに伺う前に、新規でスポンサーとなっていただいた企業へご挨拶。その際に、わたしが訪問することを伝え聞いていたその企業の取引先の方が、わざわざわたしに会うためにお待ちになっていました。サインや写真をお願いされお応えしましたが、とてもありがたい限りです。で、その方がおっしゃったのは「辞めて東京に行かないでくださいね」と（笑い）。フリーになって東京で喋る知名度も実力もありません、そんな気はさらさらないとお答えしましたが、営業職と兼務になったことでそう思われるようになったのでしょうか。むしろ、その方の勤務先に営業に行こうと思っているくらいです。
またCCNではまだ若い社員さんが「別室で声を聞いたときにあれっ？と思ったんです。大のドラゴンズファンで、ラジオも聴いていますし、Xもフォローしています！」と声をかけていただきました。わたしのことを知っていてくれるなんて、これまた嬉しい。名刺交換したくらいで喜んでいただき恐縮しました。ありがとうございます。
きょうはアナウンサーとしていい思い出になった一日でした。
