『久しぶりのナゴヤ球場』 日々
きょうはあさ7時52分出社。9時34分から放送の「ドライバーズリポート」立ち合いの為、東海ろうきんさまにお邪魔していました。
そして帰社後、久しぶりにナゴヤ球場に向かいました。選手、職員、記者の皆さん、いつもの顔ぶれが迎えてくれます。きょうも最高気温36.5度、この暑さの中で午後2時試合開始。たまりません…。
根尾昂選手はどうやらあした、バンテリンドームナゴヤで行われる2軍戦で先発登板予定の模様です。どんな投球を見せるのか、一軍切符を手繰り寄せるのか、注目です。
屋内練習場に避難?すると、向こうから「あっ! 大澤さんじゃないですか!」と大野雄大選手が登場。そこから約30分もわたしに付き合って取材にあれこれ応えてくれました。
4月に左肘のクリーニング手術を受けた大野雄選手。立ち投げができるまでになりましたが「投げ終わった後の肘の張りがひどいです。まだまだ」とのこと。「数字だけではないですが、いま目いっぱいで135(キロ)くらい。もうちょっと上げていかないといけない」と話します。いま大野雄選手が描いている復帰ロードは、今月末に打撃投手を務め、9月末に一軍で登板、というもの。「今年中に一軍で投げたい。それは変わらない」と目標を定めます。
そして借金20を抱えるチームについても話が及びました。「借金10くらいで何とか踏ん張っていましたが、一気に増えてしまいましたね。(小笠原)慎之介や柳も悔しいと思います。この前の(7月30日巨人戦)柳、悔しかったと思いますよ。7回無失点で勝てないんですから。自分に勝ちがつかなくてもいいんです、チームが勝てば。でもあの試合は負けてしまった。悔しいし、つらいと思います」と話した大野雄選手。しかし一方で「あの2人は強い、強くなりました。自分が抑えてもチームの勝ちに結びつかない、そんな試合が続いても、自分ひとりでその現実に向き合える。切り替えて次の登板に向かうことができる。そんな強さを2人に感じます。もう僕に相談してくることもありません」と、小笠原選手、柳選手の精神面の成長を感じていました。
わたしは大野雄選手や柳選手、小笠原選手がバリバリ投げているときに、ドラゴンズが優勝してほしいと心から願っている一人です。その思いをわたしは大野選手に伝えました。
そしてこの笑顔(笑い)。さすがです。
借金20、苦しい戦いが続きます。それでも大野雄選手は言っていました。「負けた試合後、あしたあしたと気楽に言っていてはダメなんです。真剣にその日の敗戦、ミスに向き合わないといけないんです」。ああ、これが大野雄選手が、小笠原選手や柳選手に感じる「強さ」なのかな、と思いました。
8月はバンテリンドームで18試合も組まれています。意味のあるワンプレーを、そして勝利につながる必死さを見せてくれることに期待したいです。