『1カ月が経ちました』 日々
報道・スポーツ制作部から第一営業部に異動して、1カ月が経ちました。あっという間に過ぎた気がします。
毎日、白い襟付きシャツを着て出勤する自分に驚いています。つい1カ月半前までTシャツにジャケットだったんですが(笑い)。
出勤18日、うち営業職として17日、アナウンサー職として1日。公休11日、有給休暇2日。うち2日で社外出演。なのでアナウンサーとして稼働したのは3日です。
そう思うと、全然オンエアに出てこないおじさんが毎日ブログを更新するのもちょっとどうかなと思うところもあるんです。まあ、習慣になっていますし、閲覧数が大きく落ちるまでは続けていきます。
で、仕事の話し。
多くの会社員は3、4年に1度は人事異動を経験することと思います。みんなすごいな、と。わたしは25年3カ月、アナウンサーという仕事が大半で過ごしてきました。なので、この1カ月は「転職」経験を味わっているようなもの。わからないことばかりです。周りの皆さんの時間を奪ってしまいながら、一からいろいろと教えてもらっています。こんな思いを会社員の皆さんの多くは数年に一度、味わっているんですよね…。みんな、すごい。スポンサーの皆さん、代理店の皆さん、たくさんの人と関わりながら仕事を進めていく楽しさも少しずつ感じています。「あれ? 大澤アナウンサーですよね」「えっ、アナウンサーと兼務なんですか」など、「アナウンサー」という肩書に助けてもらうことがたくさんあります。早く仕事を覚えて、「大澤を異動させて良かったな」と思ってもらえるように頑張ります。
一方で、アナウンサー業への思いが薄れることは正直言ってありません。7月25日ベイスターズ戦を実況した後、やはり言葉にできない充実感、満足感がありました。子どものころから就きたかった職業ですから、そりゃそうでしょう。薄れたのなら喋っちゃいけませんよね(笑い)。1カ月、まったくオンエアで喋る機会なく迎える次の実況担当日、8月25日がとにかく待ち遠しく、でも怖くもあり、というところです。ありがたいことに社外出演が8月にもあります(名古屋城こども王位戦)。アナウンサー業を続けられる喜びを今まで以上に感じています。
最初に書いたように「営業兼アナウンサー」の1カ月はあっという間に過ぎました。
きょうも暑い。
あしたから8月。あさ8時出社で「ドライバーズリポート」の立ち合いから始まります。いい8月になるよう頑張ります。
そうそう、わたしが先月ブログで何度か「次の12年」ということを書いたところ、わたしの周りの同年代の友人、知人の心にかなり響いたようです(言い出したのはCBCテレビ若狭アナなんですが笑)。「氷河期世代」「ロストジェネレーション」「失われた世代」と言われるわたしたちの年代。みんな将来のことにあれこれ思いを巡らせ、不安に思ったり、我慢したり、それでも何事もないかのような顔をして日々を生きているのだなと実感した1カ月でもありました。