『最初の一週間』 日々
7月1日付けで第一営業部に異動し、「兼アナウンサー」としての会社員生活が始まりました。そしてきょうで、とりあえず最初の一週間が終わります。きょうはあさ8時に出社し、9時30分過ぎの「ドライバーズリポート」の立ち合いもありました。
まだ右も左もわからず、ただただ先輩、後輩に付いていき、そのやり取りを見ながらすこ~しずつ学んでいく日々です。そして、こんなにたくさんの名刺を配ることなど、会社員生活26年目にして初めての経験です。あいさつまわりは6月19日から始まっているのですが、最初に準備してもらった100枚の名刺がもうなくなりそうで、追加でお願いしたものが届きました。名刺、名刺入れが手放せない日々です。この名刺入れ、もう15年くらい使っている気がします。
一方で、もう生放送から9日間も離れました。2019年に2週間の長期休暇をいただいたとき以来でしょうか。きのうは将棋・王位戦第一局前夜祭で、そしてあしたも王位戦第一局大盤解説会でマイクを握りますので、アナウンサー業をしていないわけではありません。
放送で喋っていないので、のどの調子はいいです(笑い)。でもきのう、そんなに難しくないところ、変なところで噛んでしまう、ということがありました。あまり気づかれていないとは思うのですが、わたしとしては「あれ?」という感じ。きのう「直筆色紙」と5回も言わなければいけない場面があり、そこは意地で乗り越えました。お開きの後に会場スタッフの方に「さすがでね、プロですね」と褒めていただいたのですが、なんか鈍いというか、切れがないというか。気にしすぎかもしれませんが…。
9日間、生放送から離れただけでこれです。7月25日の実況担当日まであと18日もあるのですから、ぼーっと過ごしているとけっこうひどいことになっているかもしれません。なので、きょう空いている時間にスタジオにこもり、わずかな時間ですが発声練習、滑舌練習に取り組みました。
山本昌さんが晩年、肩を休めることなくシーズンオフも毎日、キャッチボールを続けていた理由が身に染みてわかるようになりました。