『大須/(とりあえず)最後の実況』 日々
きょうは我が子と大須へ行きました。お目当ては「ポケモンメザスタ」の中古タグを探すこと。いま「ポケモンカード」の買い占めや転売などで社会問題にもなっていて、大須にあるトレーディングカードショップなども大盛況。わたしも初めて足を踏み入れた世界、お目当てのものを探し出すにもひと苦労。
そんな中、陳列された「ポケモンメザスタ」のタグの前で、我が子が長考に入りました。
ゲームセンターで、運が良ければ100円で手に入るタグですが、人気のタグが簡単に出るわけではありません。かと言って、わたしも何千円もするようなものを買ってあげる気はありません。
我が子は「ちょうどいいくらいの値段の」タグを見つけました。
そして、この笑顔です。まあ、これだけ喜んでもらえれば安いものか…(笑い)。
大須の街を散策しながら、途中にあった「ポケモンメザスタ」タグのガチャガチャにもチャレンジ。
大事そうに握りしめて地下鉄に乗り込んだ我が子でした。
さて…
きょうは、東海テレビ森脇淳アナの最後の野球実況でした。わたしの8年先輩になります。
森脇さんと「実況」について話したことがあります。わたしが「森脇さんすごいな」と思ったのは、名古屋ウィメンズマラソンの実況でした。わたしも同じマラソンを3度、メインで実況していました。わたしが喋ったマラソンを、森脇さんがどう実況していたか、帰宅後に映像をチェックするのが恒例でした。具体的にどうこうここでは書きませんが、とにかくすごかった。これはかなわない、と思った放送があったんです。そんなことを正直に森脇さんに伝え、実況論ではありませんが、あれこれと教えていただきました。ひと言で言ってしまえば「血が滲むほどの準備」ということになるのでしょうか。いまもわたしは心に刻んでいます。
そんなわたしもあしたのスワローズ戦、実況担当です。わたしもあした、第一営業部に異動する前の最後の実況担当になります。もちろん7月以降もドラゴンズ戦を実況するのですが、とりあえず「アナウンサー専任」で喋る最後の日になります。来月以降、今までのような準備で、今までのような体調で放送できるのだろうか。そう思うといま、大袈裟でなく「あしたが(とりあえず)最後、ひと区切り」という気持ちです。いい放送ができるよう、準備します。