『ニュースの下読みをしていたら』 日々
12時5分の「中日新聞ニュース」の下読みをしていたら、11時45分東海テレビの「中日新聞ニュース」の声が聴こえてきました。読んでいるのは東海テレビ加藤晃アナ。CBCテレビ若狭敬一アナと同じく1998年入社の名古屋の同期アナです。そういえば、加藤アナとはまだ人事異動の件について話していなかったな、と思いながら、わたしは準備をしていました。すると、生放送を終えた加藤アナがすぐに近づいてきました。「ちょっとちょっと、LINEや電話で話すことじゃないでしょ。この後、時間ある?」と。ちなみに東海ラジオのニューススタジオと、東海テレビのニューススタジオは同じフロアにあります。わたしは「12時10分に、テレビアナウンス部に行くわ。待ってて」と答えました。
で、二人で昼食を取りながら話し込みました。
きのうは若狭アナ、きょうは加藤アナ。加藤アナとも「次の12年」という話題になりました。若狭アナも、加藤アナも、わたしも同じアナウンサー業を25年続けてきましたが、これからの人生についての考え方は三者三様。面白いものです。
加藤アナとは、バンテリンドームで一緒になったときなどにも「これからどうする?」など、これからのキャリア形成について話しをしてきました。3人とも同じような夢や希望をもってアナウンサーになりました。そして3人とも、いまでも中日ドラゴンズに関わりながら仕事をしています。でも25年が経過したいま、3人ともイメージしている「次の12年」は違うんです。そして、会社員である限り「いくらイメージしていても、自分の思い通りにならないこともある」という現実にも向き合わなければなりません。きのうの若狭アナとも同じく、加藤アナともああでもないこうでもないと話しをしながら、あっという間に時間が過ぎていきました。
それにしても、若狭アナも加藤アナもいいヤツです。二人とも「会って話しをしよう」と時間を作ってくれたんです。今までも二人にはたくさん助けてもらってきました。わたしはアナウンサーを辞めるわけではありません。これからも二人には甘えて、今まで以上に助けてもらおうと思っています。