『何苦礎』 日々
毎日、日々新たな気持ちで、「きょうは勝つ」と思ってバンテリンドームナゴヤへ来ています。しかし、勝てない。ホームゲーム6連敗になりました。
きょう、西鉄ライオンズの黄金期を支えた中西太さんがお亡くなりになっていたことが明らかになりました。わたしはグラウンドで数回、お見かけした程度で、もちろんお話ししたことはありません。仰木彬さんとの名コンビ、子供心に覚えています。
面識はありませんが、中西太さんの言葉で有名なのが「何苦礎(なにくそ)」という言葉。中西さんの指導を受けた選手たちが、好んで使う言葉でもあります。「何事においても苦しい時の経験が自分の礎になる」。いい言葉で、味わい深い。
いま、ドラゴンズはとても苦しい状況であることは明らかです。でも、ミスや負けを若い選手たちが必ずや自身の礎として、将来の一勝につなげてくれると信じて、あしたからも応援していきます。