『勝野昌慶選手 リリーフ転向』 日々
きょうはドラゴンズとカープのオープン戦を取材するため、バンテリンドームナゴヤへ。わたしもプロ野球開幕に備えて、実況の練習をしなければいけません。
そしてきょうからお客さまはマスクの着用が「任意」となりました。スタンドを見ているとマスクを着用している方が9割くらい。花粉もありますし、マスクなしが大半を占めるまでにはまだまだ時間がかかるでしょうね。花粉もありますし。
そして、わたしたち担当記者は、4年ぶりにグラウンドでの取材ができるようになりました!
これはうれしい。まだエリア制限はありますが、聞きたいことを聞けるようになりました。ドラゴンズファンの皆さんにはより充実した情報を届けられるよう頑張ります。
試合は2-2の引き分けでした。きょう、勝野昌慶選手が3人目の投手として登板しました。勝野選手はプロ入りして通算41試合、すべて先発投手としての登板。それがリリーフに回りそうです…。
ということは、実は先週金曜日に本人に聞いていたんです。
「14日の試合でリリーフで投げたら、話を解禁してください」とお願いされていました。なので、その時の2人の会話をこのブログにもアップします。
「ずっとリリーフやりたいと言っていたんです。やっと意見が通りました(笑い)。先発に未練はないです。(3月8日教育リーグホークス戦は)自分でも僕の最後の先発だと思って投げました。チームメイトにも「僕の最後の先発だ、見納めだぞ」と言って投げました(結果は5回1安打無失点)。先発は自分でなんかしっくりきていなかったです。1イニングを球威で押し切る、その方が稼げるんじゃないかと思って。2巡目3巡目がどうしても良くない、でも先のことを考えると立ち上がりが良くない、その繰り返し。自分の持っているものを1イニングで出し切った方がいいんじゃないか。(3月1日の)ヤマハ戦で投げて、次の日体張っていなくて、山井コーチに冗談で「きょうも投げられますよ」とブルペンで投げていたらめちゃくちゃ良くて、「僕、中継ぎの方が向いているかもしれませんよ」なんて言っていたら、山井コーチから「そっちの方向で考えているから」と言われました。翌日、大塚コーチにも「こっちも本格的にその方向で考えているから」と言われました。で、またその翌日に山井コーチから「やっと念願叶ったな」と言われたんです。チーム方針と自分の希望といい形で合いました」
勝野選手の希望が叶ってのリリーフ転向。立浪和義監督も「WBCキューバ代表のライデル ・マルティネス 、ジャリエル・ロドリゲスのこともあるし、いろいろテストしながらです」と話していましたが、このチャンスをつかんで欲しいです。