『バトルスタディーズ』 日々
やっと、というか、あっという間に30巻まで読み終えました。わたしは漫画を子どものころからあまり読まないで育ってきました。大人になっても変わらず『20世紀少年』『カイジ』くらいしか読んだことがありません。あとはかなり遅れて『ドカベン』とか(笑い)。決して嫌っているわけではなく、勧められて本が手元にあれば、真剣にハマります。今回、30巻まで読んだのは野球漫画『バトルスタディーズ』です。
作者のなきぼくろ氏はPL学園高校硬式野球部出身で、甲子園にも出場しています。そしてこの作品の舞台となる学校は「DL学園」。DL学園野球部の理不尽な上下関係、そのしきたりをぶち壊す主人公・狩野笑太郎。出場停止や寮からの脱走、そして試合中の強豪校ならではの「圧」の描写など、読みどころたっぷり。強豪校で3年間、野球部に在籍している人の根性はすごいと、わたしは元々思っていましたが(他の部活動も同じです)、改めてわたしには耐えられないなぁ、と(苦笑い)。あと、試合中の相手チームに対する観察眼など、プロ野球実況アナウンサーとしても、草野球プレーヤーとしても、学ぶところがたくさんある漫画でした。
『バトルスタディーズ』は現在も週刊『モーニング』に連載されています。もう31巻も発売されています。わたしが読んだのは30巻までですから、早く読みたい!