『100勝のボール』 日々
きょうの『大澤広樹のドラゴンズステーション』は、鹿島忠さんとお送りしました。そして「ドラゴンズテレフォン」のコーナーは、きくち教児さんを電話ではなく、スタジオにお迎えしました。
きょう11時、わたしが出社してすぐ『ドラステ』のディレクターに、「きょう、ドラゴンズテレフォンのコーナーに教児さんに出てもらって三沢さんとの思い出を聞いてみたらどう?」と提案しました。3月3日に亡くなった元ドラゴンズ投手、三沢淳さんときくち教児さん。お二人と言えば、わたしが子どもの頃に見ていた中京テレビ『ズームイン朝』のコーナー「プロ野球イレコミ情報」の名コンビ。教児さんなら、チームメイトとは違った三沢さんとの思い出などもお伺いできるのではないかと思ったんです。
『きくち教児の楽気!DAY』のプロデューサー経由でお願いすると、「電話でなくて、ぜひスタジオに行かせてもらえないか」というお返事。わざわざご足労いただくのも申し訳ないと、一度はお断りしました。それでも「どうしても行かせてほしい」と。教児さん、涙声だったそうです。そこまで想いが溢れていらっしゃるのであればぜひ、ということで生出演が決まりました。
そしてユニホームの下から出てきたのは、三沢さんがプロ通算100勝を達成したときの硬式球。3年前、その記念のボールを教児さんに託した話、体が震えるようでした。ぜひradikoのタイムフリーで聴いていただきたいです。お越しいただいてよかったと心から思った25分間でした。
教児さん、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。