『さらば、(現)名古屋競馬場』 日々
きょうは名古屋市港区の「名古屋競馬場」へ行ってきました。豊明市にあるJRA中京競馬場と間違える方もいらっしゃいますが、名古屋競馬の競馬場であり、周辺の地名から「土古(どんこ)競馬場」とも呼ばれています。その名古屋競馬場がまもなく弥富市に移転します。3月11日が、現競馬場での最後の開催になります。閉鎖される前に最後に一度「土古納め」をしようと思い、きょうの休みを利用しました。これが最後です。
「あおなみ線」の「名古屋競馬場前」駅が最寄りなのですが、競馬場がなくなるので3月12日に駅名が変わります。新しい名前は「港北」駅。
なんか横浜市みたいです(笑い)。
名古屋競馬場の開業は1949年。73年の歴史があります。JRAの競馬場にはないレトロな味わい。
パドックに掲出される馬体重、電光掲示ではありません。
名古屋競馬場のラストを名残惜しんでか、平日にも関わらずまずまずの賑わいでした。
もう使われていない券売所など、なんとも言えない哀愁が漂っています。
せっかく来たのですから、もちろん馬券を購入します。昼食代くらい出ないかな…。
出た(笑い)。
たくさんの食堂が並んでいます。
どてめしと豚汁のセットを注文します。これで680円。安い。
名古屋競馬場にはなぜかヤギがいます。名前は「ポテト」と「チップ」。
場内を歩き回り、小腹が空いてきました。おつまみ代も出てほしいなぁ…。
出た(笑い)。
串カツは一本100円。きょうはコンビニであれこれ買うのではなく、現地にお金を落とそうと思って競馬場に来ました。その費用まで競馬で捻出できました。素晴らしい。
私がまだ駆け出しの頃、名古屋競馬場のスタンドで録音機材を持って、競馬実況の練習をしていた場でもあります。思い出深い場所です。
2010年には当時でも、そして今でもトップジョッキー福永祐一、川田将雅騎手と、名古屋競馬場でトークショーをやらせていただきました。
現・名古屋競馬はこれで幕を閉じますが、また弥富市に移っての新・名古屋競馬場で、推理とロマンは続きます。新・名古屋競馬場にも早く行ってみたいものです。