『若狭vs.大澤 12年目の対決』 日々
私がキャプテンを務めているガッツナイターズと、CBCテレビ若狭敬一アナがエースの麻婆茄子による、軟式野球定期戦。きょう12度目の対決を迎えました。昨年に続き、ことしも無観客開催となってしまいました。もちろん若狭アナは先発登板、私は6番二塁でスタメンです。
ガッツナイターズが一回裏に1点を先制します。私の第一打席は2回表、先頭打者。久しぶりに打席に立ちましたが、バッティングセンターで練習だけはしてきました。なのでそれほど戸惑いはありませんでした。しかし結果は平凡なサードゴロ。
第二打席は1-3と逆転された後の4回裏、無死満塁で回ってきました。三振、内野フライを避ければ得点できる場面。バットを短く持ちミートに徹します。打球はかなりいい当たりでしたが二塁手の正面の打球。4-2-3の併殺打を避けるために必死で走っていました。すると自軍ベンチから大歓声。セカンドが弾いたのか、送球がされたのか、それさえわからないくらい全力で走りました。結果、セカンドゴロエラーで出塁、打点1、というところでしょうか。ちなみにこの得点に始まって一挙8得点!
第3打席は一死二塁のチャンスです。ファウルで粘り8球目、完璧に捕らえました。セカンドベース上へライナーが飛びます。私はもう完全に抜けたと思っていました。しかし…セカンド牽制のためにベースカバーに入っていた二塁手のグラブへ吸い込まれました。あぁ…。
打撃内容はまずまずだったので、結果としては3打席を抑えられてしまいましたが、納得しているところもあります。ただそれよりも私の守備。2失策、しかもかなり鈍臭い(苦笑い)。やっぱり守れないんです、悲しいけれど。
9-3で楽勝ムードも、6、7回と反撃されて、最後は2死2、3塁、一打逆転の大ピンチ。「飛んでくるなよ…」と祈っていました。空振り三振で試合終了。12回目のガッツナイターズvs.麻婆茄子は9-8でガッツナイターズが勝ちました。
2010年冬から始まったこの対戦はガッツナイターズの7勝5敗になりました。若狭アナ、私が35歳の時に始まり、46歳まで続けられました。若狭アナ、46歳できょうも100球以上投げていますが大したものです。タイムリーヒットも打っています。これは日頃からの準備の成果です。私は打つ方はなんとかなるかもしれませんが、守るところがなくなってきました。昨年はコロナ禍、そして仕事との兼ね合いで、ほとんどリーグ戦には参加していません。もう引退も近いのですが、職場以外でこうやってみんなと真剣勝負ができる場があるというのは幸せなことです。もう少しだけ、悪あがきしてみます。
野球は1人ではできません。チームメイト、相手チーム、審判の皆さんがあって成り立ちます。ことしも無観客ではありましたが、無事に終わりました。
そして来年は、皆さんにもご覧いただけるような状況になっていることを願っています。