きょうは衆議院選挙の投票日です。私も我が子を連れて投票に行ってきました。私は担当している番組の性格上、政治について話したり、投票を呼びかけるようなことはありません。しかし、大学では政治学を専攻していましたし、決して無関心というわけではありません。今回も投票し、そして某新聞社の出口調査にもお答えしました。

いま現実に起きている諸問題にどう対応するかももちろん大切です。ただ私たち夫婦に子どもが生まれてから、将来の日本の姿をどう描いて政治を動かしていこうとしているのかに、興味があります。そして当選して晴れて議員バッジをつける皆さんには、日本の未来を真剣に考えていただければと思います。政治家を志したときの、当選したときの情熱を忘れないでいただきたいです。

そんなことを考えながらけさの「中日新聞」を読んでいると、心惹かれる記事がありました（写真はネット版）。三品信氏の「子どもを軽んじる社会　深い病根、失うのは未来」というタイトルです。

東京五輪を巡り、ある有識者の方の発言を目の当たりにして私が感じた「強烈な違和感」。自分のその「違和感」をきちんと言葉にすることが難しかったのですが、この記事で三品氏が主張している内容でスッと腹に落ちました。そうそう、そういうことだと。お近くにけさの「中日新聞」がございましたら、ぜひご一読ください。