『保育士現況確認調査』 日々
先日、愛知県福祉局子育て支援課から封書が届きました。中身は「愛知県保育士現況確認調査・調査票」でした。私はことし1月、保育士試験に合格しました。そして愛知県に保育士として登録もしています。今回の調査は保育士資格保有者15,000人を無作為に選び、調査するものです。私もちゃんと登録されているんだと、安心しました(笑い)。
その内容は、保育士として働いているのか? 働いていない場合、働く意思はあるのか? どういう状況になれば保育士として働くのかなど、有資格ながら保育士として働いていないいわゆる「潜在保育士」への動機づけ、その活用を狙った質問項目が主でした。
こういった調査票を見ていると、保育所不足、保育士不足に対して各自治体が真剣に考えているのだと肌で感じました。さらに、こんな制度があるのかと驚いたのがこちら。
「潜在保育士就職準備貸付制度」。就職準備金40万円を無利子で融資、さらに所定の時間を愛知県内の保育所で勤務したときには全額返済免除。保育士資格を取らなければ、こんな制度があると知らずに過ごしていたでしょう。調べてみると、愛知県以外でも同様の制度がある自治体が多数ありました。待遇改善など思うように進まないこともたくさんあるのでしょうが、保育士不足に対して国、自治体は「本気」で取り組んでいます。せっかくだから愛知県子育て支援課のホームページでも見てみようとアクセスすると、「愛知県放課後児童支援員認定資格研修」の情報が。そうか、保育士資格があれば放課後児童支援員なども視野に入ってくるのだなと、また新しい知識が増えていきます。
入り口は我が子の育児でしたが、保育士資格取得など子育てへやその取り巻く環境、問題など、関心はどんどん広がっていきます。