『名鉄杯』 日々
「ドラゴンズ開幕応援ウィーク」で全ワイド番組31本、プラス『ドラゴンズスペシャル オープン戦実況中継』そしてレギュラー担当番組『大澤広樹のドラゴンズステーション』という楽しくもハードな7日間が終わりました。きのうは「やっとあしたは休み?」などと聞かれたのですが、最後のひと踏ん張りです。日曜日は中京競馬場で年に2度行われるG1競走のひとつ「高松宮記念」が行われます。なので、その準備のためにきょうは朝から中京競馬場へ行ってきました。
昨年は無観客で行われた高松宮記念。しかも制作を東京・文化放送にお願いしたために、わたしはレースを観る、取材するのみでした。しかし今年は喋ります。2年ぶりの高松宮記念実況です。芝1200メートル、18頭、怖い怖い…。
きょうの中京競馬のメイン競走は「名鉄杯」。中京競馬場には名鉄電車を代表する名車・パノラマカーが展示されています。「名鉄杯」競走が初めて行われたのは2002年なのですが、第一回をはっきりと覚えています。
わたしの初めての競馬実況、それが2002年3月に行われた第一回の「名鉄杯」だったんです。
プロ野球の実況デビューが2000年。わたしはいつでも行けるよう準備していたのですが、2001年も競馬実況が回ってきませんでした。当時の上司に「そろそろ競馬を喋らせてもらえませんか」とお願いに行きました。すると「あれ、まだ喋ってなかった?」というまさかの返事。そして2002年の「名鉄杯」競走で初めての競馬実況となったわけです。自分で言い出さなかったらさらに数年、デビューが遅れていたかもしれません(笑い)。
今年度が競馬実況20年の年になるんですね。回数は多くないのですが、それでももう20年になるのかと、感慨深いものがあります。G1高松宮記念競走の実況はおそらく2005年から、ことしで13回目のはず。たくさんのチャンスをいただいたものですが、納得したことなど一度もありません。
あしたの放送が、ちょっとでも納得いくものになりますように…。
※関東地方、関西地方では生放送。東海ラジオでは『ドラゴンズスペシャル』内で録音放送です。